1991.8.18 東海道本線 山崎~神足 Canon AE-1P FD200mm F4 RDPお盆も終わり、夏も終盤になってきました。 しかし、猛暑はまだまだ続きそうでうんざりです・・。 まだ学生だった80年代中盤~90年代初め頃、夏休み、特にお盆頃は多種多様な臨時列車が走っていました。 今回紹介するのはそのうちのひとつ、臨時特急「金星」です。 大学に入って最初の夏休み、この日は吹田機関区公開日で、その行きがけの駄賃に早朝から山崎付近で撮影していました。 「あかつき」「彗星」「なは」「日本海」「雷鳥」「たかやま」など今となっては懐かしい定期列車がどんどんやって来ます。 それに加えて甲子園臨や、「霧島」「ちくま」「ムーンライト九州」「シャレー軽井沢」「ナインドリーム甲子園」などの臨時列車も。 そのなかでも特に異彩を放っていたのは、臨時特急「金星」でした。 もともと「金星」は583系で運転されていましたが、10年ほど前の小学生の時に廃止されたので撮ることはもちろん、見ることさえ出来ませんでした。 その後、多客期に14系客車で臨時特急として運転されていましたが、JRになってからはJR東海のEF65が牽引することに。 そしていつ頃からか、「金星」のヘッドマークが付くようになりました。 国鉄時代は客車を牽引することが無かったEF65の0番台がヘッドマークを付けて客車を牽引する姿はぜひ撮りたいものでした。 実はこの1週間前に、18きっぷを利用して 初めて碓氷峠を訪れたのですが、その行き帰りに名古屋駅で臨時「金星」に遭遇。 しかし、駅撮りのうえ往路は夜、復路は曇りで満足の行く出来ではありませんでした。 それだけにこの日の撮影には気合が入り、晴れ間に走行を撮れて大満足だったのを覚えています。 今見てみると、いろいろ突っ込みどころが多くお恥ずかしい出来ですが、30年前の良き「思い出」として紹介させて頂きます。 
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2022.7.29 山陽本線 塩屋~須磨 Nikon D4s AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO100本来今日は仕事でしたが昨日シフト変更があり、急遽休みになりました。 天気予報も良く絶好の撮り鉄日和ですが、なにせ夏休み中、早速家庭運用を入れられてしまいました・・。 それでも折角の晴れ間なので、早朝のみ撮影許可をもらって74レを撮りにスマシオへ行くことにしました。 現地に着いたのは4時半ごろ、空は明るくなってきましたが辺りはまだ暗い状況です。 30分後に下りサンライズがやって来るので狙ってみることに。 しかし、結果はハイビームでフレアが酷く撃沈でした・・。 やはり、夏至の頃でないとなかなかここでの撮影は難しいようです。 気を取り直して74レ狙いにセッティングを変更して待機すること1時間。 列車接近灯が点灯し始めたのでファインダーを覗いてスタンバイします。 平日は快速と併走する可能性が高いのですが、先に姿を見せたのはPF。 しばらくして快速があとを追ってやって来ましたが、なんとかPFが逃げ切り併走という事態は避けられました。 このあと1時間以内に8056レや「らくラクはりま」がやって来ますが今日はこれで終了。 朝食に間に合うべく、急いで帰路につきました。  
2022.7.1 山陽本線 東姫路 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO800前回の続きです。 上川口で「West Express 銀河」を撮影後、復路を狙いに国府~江原のストレートへ向かう予定でした。 しかし、平日にも関わらず思ったより撮影者が多く、今から向かっても恐らくベストポジションは確保出来ないでしょう。 と言うより、そもそも今はそこで撮影出来るのかどうかも分かりません。 新たな場所をロケハンする事も考えましたが、この暑さの中うろうろするのも・・。 そこで思いついたのが、東姫路での75レ撮影でした。 実は、 前回撃沈した後日、一度撮影するチャンスがありました。 その日は昼間から薄雲が広がっていたので、あまり期待はせずワンチャン狙いで出撃したのですが、やはり曇ってしまい撃沈。 しかし、今日はところどころに小さな雲が浮かんでいる程度で、薄雲もありません。 奇しくも、今日を含めた数日間は一年中でもっとも日の入り時刻が遅くなっています。 となれば、チャレンジするしかありません。 3度目の正直を信じて、東姫路へ向けてクルマを走らせました。 通過3時間前の16時に東姫路駅に到着し、クルマを駐車場に入れてホームへ。 太陽の沈む方向に積乱雲のような雲があるのが少々気になりますが、あいかわらず快晴でクソ暑いです。 水分を取ったり日陰で待機したりしながら約1時間半遅れの5085レや新快速などを撮っていると、あっという間に時間が過ぎていきます。 そして、だんだん陽が赤みを帯びてくる頃には懸念していた雲も移動し、太陽の方にはまったく雲がありません。 「これは・・、いけるかも!」と期待が高まります。 やがて、以前の75レの通過時刻にやってくる5061レが、見事なエロ光で通過。 これが75レだったら言う事なしなのですが、今となっては仕方ありません。 その後、だんだん陽が弱く、そして赤くなってきてさらに待つこと20分。 薄っすらと赤い夕陽を浴びて、75レが鉄橋を渡ってきました。 列車が横を通過するのを見送った後プレビューを確認すると、陽が沈む直前の淡い夕陽に照らされるPFの画像が映し出されました。 正直言うと、もう少し光量があればとも思いますが、日の入りが一番遅い上にまったく雲がかかっていない最高の条件なので、これ以上の結果は望めません。 それよりも、ずっと思い続けていた写真が撮れた満足感と「東姫路の呪縛」からの解放感で一杯! 早朝からの撮影の疲れも一気に吹き飛び、意気揚々と帰路につきました。  
2022.6.12 山陽本線 東姫路 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO800鉄道には限りませんが、写真を趣味にしていると、「撮ってみたい」と思うシーンは誰しもあると思います。 当然、私もそういうシーンはたくさんありますが、その中の一つが「東姫路駅の夕陽を浴びる75レ」です。 5年ほど前にネットで見かけたその作品に感銘を受け、自分も撮ってみたい、と思いましたがとにかく難易度が高い事が判明・・。 それは、陽が長い時季でも夏至付近、そのうえ日没まできっちり晴れないといけないという事です。 いくら天気予報が「晴れ」でも、日没に近づくと低い位置に雲がでてしまうことが多く、それ以前に夏至付近は梅雨時なので、晴れること自体、殆どありません。 それに自身の休みなどの都合を合わせなければならばならないので、出撃する事自体なかなか出来ませんでした。 それでも今まで2回ほどチャレンジ出来ましたが、2回とも通過時は曇られてしまい、しかもそのうち1回は遅れたうえ被られるという悲惨な結果でした。 その後、2~3年前のダイヤ改正で東姫路駅の通過時刻が15分ほど繰り下がり、ますます撮影が困難に。 それでも、夏至が近づくにつれ撮りたいという思いは強くなる一方でした。 今年春のダイヤ改正で去就が注目された新鶴見PFの四国運用ですが、何とか残ってくれた事に一安心。 一昨年はコロナの影響で、昨年は早い梅雨入りでチャレンジ出来なかったので今年こそはと意気込んでいました。 今年はシーズンイン後、割合天気が良い日が多かったのですが、なかなか休みと合いません。 仕事中、日没間際まで陽が照っているのを見て悔しく思った事が何度あったことか・・。 それでも、先日の日曜日にチャンスが訪れました。 その日は仕事でしたが、日曜日なら定時に上がれる可能性が大。 都合のいい事に、職場は自宅と撮影地の中間あたりなので自宅からよりも早く現地に着けます。 天気予報は「晴れ」、大気の状態も安定していると言う事。 期待は高まり、問題は定時に上がれるか、と言う事だけですので、とりあえず機材を持って出社しました。 必至に仕事をこなした結果(笑)、幸いにも定時少し過ぎに退社することが出来ました。 早速クルマに乗り込み、西に走らせること40分ほど。 少し西の空に薄雲が湧いてきましたが、陽射しは十分な東姫路駅に18時ちょうどに到着しました。 ホームに上がると、見事な光線状態! さっそく撮影を開始し、新快速やスーパーはくとを撮っていきます。 しかし、徐々に薄雲が広がりだし光線も弱くなっていきます。 まあ、薄雲が出だした段階で「夕陽に輝く」シーンは諦めていたので、とにかくドン曇りにならないように祈るのみ。 その思いが通じたのか、うっすらとながら夕陽が照らすなか、定時に75レが鉄橋を渡って来ました。 期待していた夕陽に輝くような状況ではありませんが、日没間際のうっすら淡い光線が思いの外いい感じに(負け惜しみですが)。 なにより、ここでの成果を残せた事に満足して、ご一緒した同業の方に挨拶して現地を後にしました。 今週から関西も梅雨入りのようで、今シーズンはもう撮れるチャンスはほとんどないと思われます。 なので、来年も75レがPF牽引で残ってくれる事を願いたいものですね。  
2022.6.10 東海道本線 さくら夙川~芦屋 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO1006/10撮影分、今回で最後です。長々と申し訳ありません。 阪急神戸線を撮影後、遅い朝食をとりながらこの後どうするか考えます。 当初、久し振りに阪急京都線や5087レを撮りに山崎近辺にでも行こうと思っていました。 しかし、最新の京都の天気予報を確認すると、「曇り時々晴れ」と微妙な予報に・・。 それならば、この近辺で75レを撮ることにして芦屋のカーブに向かいました。 昼前に現地に到着すると、早速EF510青釜牽引の2077レがやって来ました。 その後、EF210牽引の貨レが何本か通り、75レの前の最後の貨物である5085レが通ると睡魔が襲ってきたので、クルマの中で仮眠することに。 そして、2時間ほど経って目が醒めると、あれだけ晴れていた空に薄雲が広がっていました。 結局、75レ通過時は薄晴れ状態に。 それでも、後から追いかけてきた221系を振り切って颯爽とやって来たPFは、非常にカッコよかったです。 これにて今日の撮影は終了。 この撮影地の近くにあるKFCで、お土産に相方と娘の好物であるフライドチキンを購入し、帰路につきました。 久し振りに一日中撮影しましたが、今回はそれなりに満足いく撮影でした。 しかし、74レと75レは今シーズン「これだ!」という写真が撮れていないので、これからも時間がある限り追いかけて行こうと思います。  
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