2022.7.1 山陰本線 福知山~上川口 Nikon D4s AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO100周知の通り、7/1~3まで「West Express 銀河」が福知山線経由で城崎温泉まで運転されていますが、早速初日に撮影に行ってきました。 初めて地元・福知山線を走るので、発表された時からぜひ福知山線内で撮りたいと思っていましたが、往路は午前中の遅い時間帯に北上、復路は陽が落ちた後と条件が悪いことこの上なし。 まあ、梅雨時で天気が悪いだろうから、光線状態を気にせず地元の道場~三田あたりで適当に撮ろうかと考え、初日の1日に休みを申請しました。 ところが、異様に早い梅雨明けで、週間予報の段階から当日は「晴れ」予報。 順光で撮れそうな場所がほとんどない事に悩みながら、当日を迎えました。 少々寝坊して早朝5時半に自宅を出発、まず向かったのはスマシオでした。 予報通り雲ひとつない快晴で74レ・8056レ・ラクラクはりまを撮影。 その後、順光になりそうなポイントに心当たりがある下滝界隈に向かいました。 途中で朝食を取りながら2時間半ほどで現地に到着、早速心当たりがあるポイントをロケハンしていきます。 しかし、183系や381系が走っていた頃の撮影地は、訪れる人がいなくなった為かことごとく自然に還っている状態・・。 結局撮れそうな場所が無かったので、福知山線内で撮るのは諦めて、山陰本線の上川口のカーブに向かいました。 下滝から1時間もかからず上川口に到着、通過3時間ほど前ですが、置き三脚が数本あるのみで誰もいません。 ここはインから撮るのが定番のようですが、どうしても畑のフェンスが入るのと、通過時はイン側の光線が弱そうなのでアウトから撮る事にします。 アウト側の空いている場所にとりあえず三脚を置いて、昼食を食べに一旦現場を離れました。 30分ほどで現場に戻ると、4~5人の方がスタンバイされていました。 こちらもセッティングを開始して、来る電車でアングルの調整をしていきます。 天気は文句ない快晴ですが、暑いのには堪えます・・。 熱中症にならないように水分を補給したり、一旦クルマに戻りクーラーに当たったりしながら待つこと2時間。 颯爽とやって来た「銀河」を無事に捉えることが出来ました。 
2022.6.10 和田岬線 和田岬 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR(×1.3クロップ) ISO100前回の続きです。 スマシオをあとにして走ること10分ちょっと、着いたのは和田岬駅でした。 以前から、和田岬駅の線路端から超望遠で面縦を狙えるのではないか、と思っていたのでこの機会に実行することにした訳です。 駅のすぐ近くの駐車場にクルマを入れて、脚立と三脚を抱えて線路の延長線上に陣取りセッティング開始。 ここで超望遠ズームをつけたカメラを覗くと、思いの外ホームが長く、35mm換算1000mmでもホームが写ってしまいます。 それなら止まっているところを写す方が簡単なのですが、停車位置は建物の影の中、ズームの焦点域を変えていいアングルを模索します。 そうこうしていると、奥のほうから始発の電車がヘッドライトを輝かせてこちらに向かってくるのが見えました。 とりあえずセッティングしたアングルで、ゆっくりと駅に進入してくる103系を連写し、電車が止まらないうちに急いで脚立や機材を撤収し、現場から離れます。 というのも、線路の延長線上は広い歩道なのですが、電車から降りてくる大量の人たちの邪魔になるのは必至だからです。 邪魔にならないところでプレビューを確認すると、ホームは写ってしまうものの、ホームと反対側にある構造物はかわす事が出来、意外とスッキリした画が写っていました。 現場に戻ると、ちょうどテールライトをつけた103系が兵庫駅に向けて出発して行き、次に来るのは約15分後。 再びセッティングして、次に来る電車を狙います。 2本目は側面が見えるように少し斜め前から狙ってみましたが、障害物などでしっくりきませんでした。 そこで3本目は再度正面から狙う事にして、最初に撮った写真を参考にして構図を煮詰めます。 そして3本目、103系がゆっくりと駅に入って来たところで連写開始し、即撤収。 クルマの中でプレビューを確認すると、端整な顔立ちの103系が画面一杯に写っていました。  
2022.3.9 おおさか東線 南吹田 Nikon D500 AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ ISO100今日は休みでしかも前日には快晴の天気予報でした。 午前中は時間があるので、12日のダイヤ改正でおおさか東線から撤退する201系でも撮りに行こうかと考えていました。 しかし、朝起きると空一面に雲が広がっておりテンションダダ下がり・・。 それでも、おおさか東線を走る201系の「記録」を残しておこうと、気を取り直して自宅を出ました。 宝塚までクルマで行き、JRで南吹田駅へ向かいます。 家を出て1時間ほどで到着すると、思っていたより人出が・・。 撤退直前とは言え平日なので数人程度かな、と思っていましたが甘かったです(笑) 後がカツカツながら、何とか高架壁や架線柱に車体がかからず撮影出来るポジションを確保し撮影開始。 相変わらずの空模様でしたが、この時間はすでに晴れるとほぼサイド光気味になっていたので、曇っていて良かったのかもしれません。 3本ほど撮影して撤収し、新大阪駅で停車中の201系を少々撮影して帰路につきました。 201系自体はまだ残るので、あくまでおおさか東線を走る201系の「記録」と言う事で今回はお手軽に済ませました。 しかし、近い将来にはこの201系も引退してしまうので、機会を見つけて大和路線などできっちりと201系を撮っていこうと思います。  
1995.2.19 福知山線 三田~道場 Canon AE-1P TAMRON SP70-210mm F3.5 RDPⅡ今日は休みで天気も良さそうですが、これから家庭運用てんこ盛りで撮影には行けません。 まあ、先日終日撮影出来たので鉄分はまだ補給せずに済みそうですが(笑) 27年前の年明け早々、阪神・淡路大震災が発生しました。 この時は就職の内定も決まり、大学の卒業を待つばかりでした。 そんな時にあの地震が起こり、新長田駅前にあった内定先の企業の本社が被災・・。 燃え盛る新長田駅前の映像がテレビに写るたびに、内定取り消しがアタマの中を過ぎりました。 幸い自宅は、門柱や壁に少々ヒビが入った程度で大きな被害もなく、ライフラインも問題ありませんでした。 そんななか、テレビで刻々と報道される被害状況や、内定先企業からの連絡が無い状況に悶々とする日々・・。 そこで、震災から1ヶ月経ち状況も少し落ち着いてきたので、気分転換に近場へ撮影に行くことにしました。 その頃、東海道本線が寸断されていたため福知山線は迂回経路となり、各地から多くの車両が応援に駆けつけていました。 現在ならネットでリアルタイムで状況が分かりますが、当時はテレビや新聞でしか迂回運転の情報を得る事が出来ませんでした。 当然趣味的な「形式」などの情報は報道されないので、実際に行かないと何が来るか分かりません。 原付で15分ほど走って現地に到着し撮影していると、程なくして後から赤帯の113系が新三田行きでやって来ました。 今回紹介するのは、新三田で折り返して来たその赤帯の113系です。 当時は関西本線で運用されていた「春日色」と呼ばれていた赤帯の113系。 当然福知山線で撮影したのは初めてでした。 この後は通常4・6連の183系「北近畿」が向日町の485系中間車2両を増結した8両でやって来ましたが、これら以外は通常見られる福知山の113系や117系、黄色の103系ばかり。 世間が大変ななか撮影している後ろめたさもあって、早々に撤収する事にしました。 この後も度々ここへ撮影に来ましたが、大阪環状線のオレンジの103系や緩行線のブルーの103系、広島のクリーム色の103系などを撮る事が出来ました。 当時は後ろめたさを感じながら撮影していましたが、今となっては貴重な記録を残せたと思います。 余談ですが、被災した内定先企業は幸運にも延焼は免れ、無事に4月に入社する事が出来ました。 入社後に知ったのですが、やはり今年度の内定を取り消すことも検討されたそうです。 そして無事に入社したあとの初仕事は、延焼は免れたものの中が壊滅的に散らかった本社ビルの掃除と整理でした(笑) 
2022.2.16 奈良線 棚倉~上狛 Nikon Z50 Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR ISO100 もう昨日になりましたが、今年初めて終日撮影に行くことが出来ました。 しかし、予報段階では天気が思わしくなく、漠然としか行き先を考えてませんでしたが、前日になって天気予報が上方修正! まずは神崎川で阪急を撮ることにして、後は臨機応変に考えることにしました。 6時半に自宅を出て阪急六甲駅近くの駐車場にクルマを置き、神崎川駅に着いたのは7時45分頃でした。 天気は快晴で思ったほど寒くもなく、誰もいない駅端で次々やって来る電車を撮っていきます。 ここでの狙いは8000Fと8002F。 しかし、8000Fは今日は前に8033Fを増結した10連運用でした・・。 そして8000Fはせっかく特急運用だったのに、急速に広がってきた雲にやられて撃沈・・。 まあ、それら以外は晴れ間で撮れたのでよしとして、2時間ほど撮影して撤収します。 さて次ですが、昨日の運用情報から、今日は昼過ぎの光線状態がいいスジに103系のNS409が入りそうです。 そこで、駅から近い上狛のストレートへ向かうことにします。 梅田でJRに乗り換えて、来月のダイヤ改正で201系が撤退するおおさか東線経由で奈良へ。 そこで昼食を食べて、221系の京都行き普通で上狛へ向かいます。 上狛に着き、5分ほど歩いて現地に到着しましたが、上空は殆ど雲に覆われており、テンションが下がります。 しかし、通過まで2時間ほどあるので天候の回復に僅かな期待を賭けることに。 誰もいない線路端で、曇天のなか時折来る電車を撮っていきます。 すると、NS409通過30分ほど前に雲が切れだして陽光が射すようになりました! そして寒いなか待つこと2時間、定時に冬晴れのなかゆっくりとした足取りでやって来た「キレイな103系」を無事に撮ることが出来ました。  
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