2022.9.14 和田岬線 和田岬~兵庫 Nikon D500 AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ ISO100前回の続きです。 「やくも8号」を無事に撮れてこのまま終日伯備線で撮影したいところですが、今日はこれで伯備線を後にします。 そして、次に狙うは「Twilightexpress 瑞風」です。 「瑞風」も運行開始から結構時間が経ちましたが、まともに撮ったのは 一回だけ。 この日は山陽・山陰周遊コースの往路が運転されるので、和気~熊山の有名ポイントで撮る事にして移動を開始します。 下道をのんびり走ること2時間半ほどで現地に到着しました。 しかし、上空には雲が多く時折陽が陰ります。 一抹の不安を感じながら現場に登り、セッティングして待つこと1時間ほど・・。 見事に曇られました。と言うわけで、今回は写真は割愛させて頂きますが、ロケーションが非常に良かったのでまた再チャレンジしようと思います。 気持ちを切り替えて、次の撮影に向けてクルマを走らせます。 最後のターゲットは和田岬線103系。 夙川付近での75レ撮影と迷いましたが、時間的に厳しいのと、季節外れの猛暑日で超望遠アングルでは陽炎が立ちそうなので和田岬線に決めました。 和田岬線の夕方初便まで3時間。 下道でギリギリかな、と思っていましたが、国道もバイパスも流れが良くて2時間少しで着くことが出来ました。 少し離れた駐車場にクルマを停めて、脚立とカメラを持って現場へ。 既に奥の線路には影がかかっていますが、出来るだけ目立たないように広角気味に撮る事にします。 30分ほどすると、夕方の初便の和田岬行きが後ろからやって来ました。 後追いを撮影して、露出とアングルをチェック。 そして、10分後。 直前に小さい雲に太陽が隠されて焦りましたが、すぐに雲が抜け、折り返しやって来た103系を夕陽のなか撮ることが出来ました。 このあと30分後に次の便がさらにエロ光で撮れそうですが、恐らく影がだいぶかかりそうなのでこれで終了。 「瑞風」は残念でしたが、今日は概ね満足行く撮影が出来たので、気分良く帰路につきました。  
2022.9.4 宇野線 彦崎~備前片岡 Nikon D4s AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO100前回の続きです。 上郡での送り込み撮影は、一応満足行く結果となりました。 この後ですが、このまま大サロに転戦しようかと一瞬思ったものの、時刻はまだ8時前。 さすがに夕方まで時間がありすぎるのと、今回の大サロに対しては少し撮影意欲が低下しているので、このまま「鷲羽」の往路を狙うことにします。 送り込みは面縦で撮ったので編成撮りをしようかなと思い、とりあえず 近くの築堤へクルマを走らせました。 5分くらいで現地に到着したものの、先ほどの撮影の時の談笑で聞いてはいましたが、やはり築堤の草が伸びていて足回りが隠れそうです。 また、思ったほど人出はないものの、クルマを停める場所が現場近くは一杯だったので、そのままスルーすることに。 この先、山陽本線内では逆光となるので、当初の予定通り宇野線へ向かうことにしました。 備前ICから山陽道に乗り、西へ向かいます。 今朝見た天気予報では、児島付近は「快晴」! 気分良く高速を走っていましたが、岡山市内に入るトンネルを抜けると「曇天」・・。 一気にテンションが下がりました。 しかし、瀬戸中央道に入り進路が南に向くと、若干雲が切れだして青空が見えるようになりました。 水島ICで高速を降りて、事前に目星をつけていた彦崎と備前片岡間にあるカーブへ向かいます。 ここは通過時にはイン側にも陽が当たり、うまくいけば縦構図の編成写真が撮れそうです。 そしてグーグルマップで見てみると、クルマを停めても通行の邪魔にならなさそうのも決め手でした。 そして高速を降りて10分ほどで現地に着きましたが、 線路脇は大量の草で覆われていました・・。編成写真どころか面縦でも撮れなさそうな感じです。 クルマを邪魔にならない広いところに停めて、少々焦りながらカメラと脚立を抱えて付近を右往左往します。 そして何とか草がクリアできる箇所を見つけたものの、こんどはバックに信号機や看板が入り背景はうるさい感じに。 万事休す、ここで妥協するか他の場所を探すか考えながらクルマに戻り、ふと横を見ると・・。 すぐそばの小さな踏切脇のわずかなスペースに気付きました。 灯台下暗し、「ココならいけるかも!」と、そこに脚立を置いて乗ってみると、バックもかなり落ち着いた感じになりました。 と言うわけでここに決定し、三脚をクルマから取り出しセッティングを開始します。 ようやく腰を落ち着け、時折来る電車でアングルの調整をします。 通過まであと1時間ほどになるとだいぶ晴れ間が広がって来たとともに、道行く近所の方たちから話しかけられるようになりました。 「鷲羽を撮りにきたんか?」「何時ごろ通るの?」「(クルマを見て)わざわざ神戸から来たの!」などなど・・。 話をしてみると、皆さん今回「鷲羽」が走ることをご存知で、なおかつ現役の「鷲羽」が走っていた頃の事を懐かしそうに語られ、「鷲羽」の存在がこの地域の方々に深く根付いているのに気付かされました 「がんばって!」「いい写真撮ってや!」とありがたい声援を頂き、気分は上々! そして通過5分前には太陽が晴れゾーンに入り、勝利を確信します。 やがて踏切が鳴り出しスタンバイ開始。 上郡で撮った反対側のD-27編成を先頭にした「鷲羽」がファインダーに飛び込んで来ました。 構図的には朝の送り込みとほぼ一緒(笑) しかし、今度は架線の影が少々うるさいもののバリ晴れでインにも陽があたり、これまた満足行く結果となりました。  
2022.9.4 山陽本線 三石~上郡 Nikon D4s AF-S ED300mm F2.8DⅡ ISO140 今日は、リバイバル「鷲羽」と播但線大サロの復路が運転されたので、久し振りに撮影に行ってきました。 リバイバル「鷲羽」の概要が発表された時、真っ先に思い浮かんだ撮影地は上郡界隈でした。 そして、ヘッドマークを付けた湘南色115系を面縦で撮ることに迷いは無く、撮影ポイントも決めたのですが・・。 思いのほか姫路発の時刻が早く、そのポイントではまだ陽が当たらない事が判明しました。 それどころか、山陽本線内では順光で撮れるところがほとんど無く、順光で撮るなら宇野線内まで行かないといけません。 なので、当初は宇野線で「鷲羽」の往路を撮り、午後から大サロ狙いで播但線に向かうことにしていました。 ところが、2~3日前にふと、送り込み回送の存在を思いつきました。 もし、当日早朝に岡山から送り込むのであれば、本運転の往路・復路よりも撮影条件が良くなります。 そして前日、その送り込みの時刻が判明すると果たしてその通り、まずは上郡に向かうことが決定しました。 うっすらと明るくなり始めた早朝5時過ぎに、上郡の面縦ポイントに到着しました。 昨今の状況から、ひょっとしたら既に激パになっているかもと心配しましたが、先客の方が一組居られるのみ。 難なくポジションを確保出来ました。 皆考えることは同じらしくその後も続々と同業の方々が集まって来ましたが、殺伐とした雰囲気は無く、場所を融通しあったり談笑したりして通過を待ちます。 週間予報では雨模様だったものの前日に予報が好転し、陽が昇ると予報どおり朝日が辺りを照らし出しました。 テンションは上がりますが、日曜は早朝の上り貨物が運休なので、前走りの列車は普電と「スーパーいなば」の2本のみ。 この2本で入念に構図を調整します。 そして、定刻。 薄雲が少しかかったものの、無事に晴れ間で「鷲羽」のヘッドマークを掲げた115系の端正な姿を撮る事が出来ました。  
2022.7.1 山陰本線 福知山~上川口 Nikon D4s AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO100周知の通り、7/1~3まで「West Express 銀河」が福知山線経由で城崎温泉まで運転されていますが、早速初日に撮影に行ってきました。 初めて地元・福知山線を走るので、発表された時からぜひ福知山線内で撮りたいと思っていましたが、往路は午前中の遅い時間帯に北上、復路は陽が落ちた後と条件が悪いことこの上なし。 まあ、梅雨時で天気が悪いだろうから、光線状態を気にせず地元の道場~三田あたりで適当に撮ろうかと考え、初日の1日に休みを申請しました。 ところが、異様に早い梅雨明けで、週間予報の段階から当日は「晴れ」予報。 順光で撮れそうな場所がほとんどない事に悩みながら、当日を迎えました。 少々寝坊して早朝5時半に自宅を出発、まず向かったのはスマシオでした。 予報通り雲ひとつない快晴で74レ・8056レ・ラクラクはりまを撮影。 その後、順光になりそうなポイントに心当たりがある下滝界隈に向かいました。 途中で朝食を取りながら2時間半ほどで現地に到着、早速心当たりがあるポイントをロケハンしていきます。 しかし、183系や381系が走っていた頃の撮影地は、訪れる人がいなくなった為かことごとく自然に還っている状態・・。 結局撮れそうな場所が無かったので、福知山線内で撮るのは諦めて、山陰本線の上川口のカーブに向かいました。 下滝から1時間もかからず上川口に到着、通過3時間ほど前ですが、置き三脚が数本あるのみで誰もいません。 ここはインから撮るのが定番のようですが、どうしても畑のフェンスが入るのと、通過時はイン側の光線が弱そうなのでアウトから撮る事にします。 アウト側の空いている場所にとりあえず三脚を置いて、昼食を食べに一旦現場を離れました。 30分ほどで現場に戻ると、4~5人の方がスタンバイされていました。 こちらもセッティングを開始して、来る電車でアングルの調整をしていきます。 天気は文句ない快晴ですが、暑いのには堪えます・・。 熱中症にならないように水分を補給したり、一旦クルマに戻りクーラーに当たったりしながら待つこと2時間。 颯爽とやって来た「銀河」を無事に捉えることが出来ました。 
2022.6.10 和田岬線 和田岬 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR(×1.3クロップ) ISO100前回の続きです。 スマシオをあとにして走ること10分ちょっと、着いたのは和田岬駅でした。 以前から、和田岬駅の線路端から超望遠で面縦を狙えるのではないか、と思っていたのでこの機会に実行することにした訳です。 駅のすぐ近くの駐車場にクルマを入れて、脚立と三脚を抱えて線路の延長線上に陣取りセッティング開始。 ここで超望遠ズームをつけたカメラを覗くと、思いの外ホームが長く、35mm換算1000mmでもホームが写ってしまいます。 それなら止まっているところを写す方が簡単なのですが、停車位置は建物の影の中、ズームの焦点域を変えていいアングルを模索します。 そうこうしていると、奥のほうから始発の電車がヘッドライトを輝かせてこちらに向かってくるのが見えました。 とりあえずセッティングしたアングルで、ゆっくりと駅に進入してくる103系を連写し、電車が止まらないうちに急いで脚立や機材を撤収し、現場から離れます。 というのも、線路の延長線上は広い歩道なのですが、電車から降りてくる大量の人たちの邪魔になるのは必至だからです。 邪魔にならないところでプレビューを確認すると、ホームは写ってしまうものの、ホームと反対側にある構造物はかわす事が出来、意外とスッキリした画が写っていました。 現場に戻ると、ちょうどテールライトをつけた103系が兵庫駅に向けて出発して行き、次に来るのは約15分後。 再びセッティングして、次に来る電車を狙います。 2本目は側面が見えるように少し斜め前から狙ってみましたが、障害物などでしっくりきませんでした。 そこで3本目は再度正面から狙う事にして、最初に撮った写真を参考にして構図を煮詰めます。 そして3本目、103系がゆっくりと駅に入って来たところで連写開始し、即撤収。 クルマの中でプレビューを確認すると、端整な顔立ちの103系が画面一杯に写っていました。  
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