おおさか東線で201系を撮る

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2022.3.9  おおさか東線 南吹田    Nikon D500  AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO100

今日は休みでしかも前日には快晴の天気予報でした。
午前中は時間があるので、12日のダイヤ改正でおおさか東線から撤退する201系でも撮りに行こうかと考えていました。
しかし、朝起きると空一面に雲が広がっておりテンションダダ下がり・・。
それでも、おおさか東線を走る201系の「記録」を残しておこうと、気を取り直して自宅を出ました。

宝塚までクルマで行き、JRで南吹田駅へ向かいます。
家を出て1時間ほどで到着すると、思っていたより人出が・・。
撤退直前とは言え平日なので数人程度かな、と思っていましたが甘かったです(笑)
後がカツカツながら、何とか高架壁や架線柱に車体がかからず撮影出来るポジションを確保し撮影開始。
相変わらずの空模様でしたが、この時間はすでに晴れるとほぼサイド光気味になっていたので、曇っていて良かったのかもしれません。
3本ほど撮影して撤収し、新大阪駅で停車中の201系を少々撮影して帰路につきました。

201系自体はまだ残るので、あくまでおおさか東線を走る201系の「記録」と言う事で今回はお手軽に済ませました。
しかし、近い将来にはこの201系も引退してしまうので、機会を見つけて大和路線などできっちりと201系を撮っていこうと思います。


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福知山線を行く赤帯103系

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1995.2.19 福知山線 三田~道場   Canon AE-1P  TAMRON SP70-210mm F3.5  RDPⅡ

今日は休みで天気も良さそうですが、これから家庭運用てんこ盛りで撮影には行けません。
まあ、先日終日撮影出来たので鉄分はまだ補給せずに済みそうですが(笑)

27年前の年明け早々、阪神・淡路大震災が発生しました。
この時は就職の内定も決まり、大学の卒業を待つばかりでした。
そんな時にあの地震が起こり、新長田駅前にあった内定先の企業の本社が被災・・。
燃え盛る新長田駅前の映像がテレビに写るたびに、内定取り消しがアタマの中を過ぎりました。

幸い自宅は、門柱や壁に少々ヒビが入った程度で大きな被害もなく、ライフラインも問題ありませんでした。
そんななか、テレビで刻々と報道される被害状況や、内定先企業からの連絡が無い状況に悶々とする日々・・。
そこで、震災から1ヶ月経ち状況も少し落ち着いてきたので、気分転換に近場へ撮影に行くことにしました。

その頃、東海道本線が寸断されていたため福知山線は迂回経路となり、各地から多くの車両が応援に駆けつけていました。
現在ならネットでリアルタイムで状況が分かりますが、当時はテレビや新聞でしか迂回運転の情報を得る事が出来ませんでした。
当然趣味的な「形式」などの情報は報道されないので、実際に行かないと何が来るか分かりません。
原付で15分ほど走って現地に到着し撮影していると、程なくして後から赤帯の113系が新三田行きでやって来ました。

今回紹介するのは、新三田で折り返して来たその赤帯の113系です。
当時は関西本線で運用されていた「春日色」と呼ばれていた赤帯の113系。
当然福知山線で撮影したのは初めてでした。
この後は通常4・6連の183系「北近畿」が向日町の485系中間車2両を増結した8両でやって来ましたが、これら以外は通常見られる福知山の113系や117系、黄色の103系ばかり。
世間が大変ななか撮影している後ろめたさもあって、早々に撤収する事にしました。

この後も度々ここへ撮影に来ましたが、大阪環状線のオレンジの103系や緩行線のブルーの103系、広島のクリーム色の103系などを撮る事が出来ました。
当時は後ろめたさを感じながら撮影していましたが、今となっては貴重な記録を残せたと思います。

余談ですが、被災した内定先企業は幸運にも延焼は免れ、無事に4月に入社する事が出来ました。
入社後に知ったのですが、やはり今年度の内定を取り消すことも検討されたそうです。
そして無事に入社したあとの初仕事は、延焼は免れたものの中が壊滅的に散らかった本社ビルの掃除と整理でした(笑)


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冬晴れの上狛にて

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2022.2.16  奈良線 棚倉~上狛    Nikon Z50  Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR  ISO100 

もう昨日になりましたが、今年初めて終日撮影に行くことが出来ました。
しかし、予報段階では天気が思わしくなく、漠然としか行き先を考えてませんでしたが、前日になって天気予報が上方修正!
まずは神崎川で阪急を撮ることにして、後は臨機応変に考えることにしました。

6時半に自宅を出て阪急六甲駅近くの駐車場にクルマを置き、神崎川駅に着いたのは7時45分頃でした。
天気は快晴で思ったほど寒くもなく、誰もいない駅端で次々やって来る電車を撮っていきます。
ここでの狙いは8000Fと8002F。
しかし、8000Fは今日は前に8033Fを増結した10連運用でした・・。
そして8000Fはせっかく特急運用だったのに、急速に広がってきた雲にやられて撃沈・・。
まあ、それら以外は晴れ間で撮れたのでよしとして、2時間ほど撮影して撤収します。

さて次ですが、昨日の運用情報から、今日は昼過ぎの光線状態がいいスジに103系のNS409が入りそうです。
そこで、駅から近い上狛のストレートへ向かうことにします。
梅田でJRに乗り換えて、来月のダイヤ改正で201系が撤退するおおさか東線経由で奈良へ。
そこで昼食を食べて、221系の京都行き普通で上狛へ向かいます。

上狛に着き、5分ほど歩いて現地に到着しましたが、上空は殆ど雲に覆われており、テンションが下がります。
しかし、通過まで2時間ほどあるので天候の回復に僅かな期待を賭けることに。
誰もいない線路端で、曇天のなか時折来る電車を撮っていきます。

すると、NS409通過30分ほど前に雲が切れだして陽光が射すようになりました!
そして寒いなか待つこと2時間、定時に冬晴れのなかゆっくりとした足取りでやって来た「キレイな103系」を無事に撮ることが出来ました。


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夕陽に染まる201

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2021.11.4  おおさか東線 高井田中央    Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100

4日撮影分の最終回です。
石橋阪大前駅での撮影後、梅田で昼食を取りJR大阪駅へ。
大和路快速に乗り久宝寺でおおさか東線に乗り換えます。

次の目標は引退迫る201系。
実は、次は阪急京都線を撮ろうかと考えていましたが、ちょっと阪急に飽きたのと、京都方面の空が雲に覆われていたので変更した次第です。
おおさか東線で撮るのは初めてなので、とりあえずネットで写真を見たことがある衣摺加美北駅で撮ることにしました。

衣摺加美北駅に到着すると先客の方がベストっぽいポジションに居られました。
しかし、2本ほど撮られて撤収されたので、そそくさとそのポジションに移動。
直線のオーソドックスな構図ですが、15分置きにやって来る201系を撮っていきます。

1時間ほど撮っているとだんだん陽が傾いてきて、高架の壁の影が足周りにかかってくるようになりました。
なので、ここでの撮影を切り上げて、次にやって来た新大阪行き電車に乗り込みます。
先頭にかぶりついて前方を見ていると、線路は殆ど影に覆われており、もう撮れそうな所がありません。
これはもう帰るしかないかな、等と考えていると、電車は高井田中央駅に到着しました。

高井田中央駅は、ネットでPF牽引5087レの写真をよく見かけるので興味がありました。
そこで後学をかねてここで降りてみることに。
すると、早速向こうから201系がやって来ました。
しかし、カメラは仕舞っていたので間に合わず・・。
夕陽に輝く201系を、指を加えて見るしかありませんでした。

次の電車まで15分、既に高架の壁の影が線路のすぐそばまで迫っています。
足周りに影がかかるかどうか微妙なところですが、ワンチャン賭けることに。
カメラを取り出してセッティングします。

ファインダーを覗いてアングルを模索していると、みるみるうちに影が線路に近づいてきました。
「ヤバい、早く!」と、心の中で焦っているとホームの案内放送がかかりました。
ホームの柵にカメラを構えた腕を乗せてアングルを固定。
程なくやって来た201系を凝視し、ファインダーからはみ出す直前に連写開始!
ゆっくりと横を通り過ぎる201系の風を感じながらプレビューを確認すると・・。

そこには、カツカツながらもギリギリ足周りに影がかかることもなく、夕陽に染まった201系が写っていました。

これにて本日の撮影は終了。
次にやって来た電車に乗り込み、JR淡路で阪急に乗り換えて帰路につきました。


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JR小倉にて NS409

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2021.8.28  奈良線 JR小倉   Nikon D500   AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100 

前回の続きです。

一旦、山城多賀を離れて向かったのは、JR小倉駅でした。
ここで、城陽から京都へ向かうNS409を撮ります。

山城多賀から30分もかからずJR小倉駅に到着しました。
駅近くの駐車場にクルマを置いて、D500と200-500mmズームのみ抱えて駅へ向かいます。
ホームに上がると、早速京都行きの221系快速がやって来ました。
次にやって来るのがNS409です。

ホーム端から構えてみると、ズームを一番広角にしても後が切れそうです。
以前来た時は、確かにホーム端から撮って余裕だった筈なのですが・・。
仕方が無いので、ホームの端から10mほど離れてみると良い感じになり、ここにポジションを決定します。
そして待つ事数分、ホームの接近放送が流れて間もなくNS409がやって来ました。

帰宅して調べてみると、以前ここで撮ったときは70-200mmズームでした。
今回は、200-500mmズームだったのでこう言う事になってしまった訳です。
面倒くさがらずに、機材はすべて持ち出すべきですね・・。

さて、この後はこのNS409が京都で折り返してくるのを狙うべく、山城多賀へ戻ります。
そして、無事に晴れ間で撮影することが出来ましたが、ここでNS407を撮った時より2時間ほど経っていたのでトップライト気味に。
決して悪い出来ではないのですが、前回紹介した写真とほぼ同じ構図で光線状態は若干悪化しているので、写真は割愛させて頂きます。

これで午前中の撮影は終了、少し早い昼食を撮って、午後からの撮影に向けて山崎駅付近へ向かいました。
ここでは、EF210ムド付きの5085レ、PF牽引5087レ等を狙います。

しかし、5085レはこの時だけピンポイントで雲がかかり撃沈、5087レは1時間遅れた上に上り普電に裏被りされこれまた撃沈・・。
最後に75レを狙うべく、一気にスマシオまで向かいましたが、既にスマシオはシーズンオフで陽が当たらず・・。
結局、午後の成果は全く無しという結果になりましたが、午前中は満足行く撮影が出来ただけ良かったと思うことにして、帰路につきました。


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