2023.9.28 山陰本線 香住~鎧 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO500今日は一年振りに、大サロの「兵庫テロワール旅号」が運行されました。
昨年はプレキャンペーンで運行されたのを
播但線内で撮ったので、今回は撮りに行こうかどうか少々悩みました。
というのは、「兵庫テロワール旅」のHMがあまり好みでなかった事と、休みが撮影条件の悪い往路の日しか取れなかったからです。
しかし、貴重な客レでもあるので、日本海側の天気が悪いのを承知で出撃することにしました。
今回の目的地である香住駅先にある谷田川橋梁に着いたのは、まだ暗い5時半ごろでした。
それでも現場には2番乗りでしたが、難なく駐車場所を確保して、定番のイン側でなくアウト側にセッティングします。
やがて陽が昇ると時折同業者がやって来ますが、皆さんイン側に行かれるので、一人のんびりと長い待ち時間を過ごしていました。
しかし、さすがに通過30分ほど前になると追っかけ組が続々と到着し、満員御礼のイン側にあぶれた人たちが続々とこちら側に。
そして長々と待つこと10時間、汽笛一声香住駅を出発した大サロが、盛大に白煙を上げてやって来ました。


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2004.6.14 紀勢本線 大内山~梅ヶ谷 Nikon F4s AF 35~70mm F2.8D RVP F 【再掲】鬱陶しい梅雨空が続き欲求不満が溜まる一方です。
まあ、この機会に休日は家でゆっくり疲れを癒すのもいいかもしれませんが、大抵家庭運用が・・。
次の撮影行を円滑にするためには必要だと思い、黙々と従事することにしています(笑)
さて、今回はかなり以前に紹介した写真の再掲ですが、梅雨時とは思えない快晴のなか捉えた今は無き紀勢貨物1853レです。
所用で静岡県を訪れた帰り道に寄った紀勢線ですが、1853レを
三瀬谷の鉄橋で撮ったあと、大内山のカーブに向かいました。
ゆっくり走っても余裕で間に合いましたが、これだけ天気が良いのに予想に反して誰も居られません。
インカーブにセッティングして、小鳥のさえずりを聴きながら心地よい風に吹かれる最高のロケ―ションを独り占めして待つことしばし。
やがて、遠くからディーゼルの咆哮がゆっくりと近づいてきました。
紀勢貨物が廃止されてからは紀勢本線に行くことは無くなりました。
現在、紀勢線沿線はキハ85系「南紀」狙いで賑わっているようです。
来月引退するキハ85系には間に合いませんが、いつかHC85「南紀」でも撮りに久し振りに紀勢線を訪れてみようと思います。


2004.1.10 伯備線 伯耆大山~岸本 Nikon F4s AF ED300mm F2.8S(New) RVP F今日は休みで晴天ですが、家庭運用てんこ盛りで撮影に行けません。
さてさて、初撮影はいつになるやら・・。
という訳で今回は過去の写真から。
かつて正月明けの初詣臨として頻繁に運転されていた「大社臨」です
それらを狙いに伯備線へ遠征した2004年は、「岡サロ」「ゆめじ」「ワカ座」「大サロ」「旅路」など多様な車種で運転されていました。
しかし、この日に晴れ間で撮れたのは
以前紹介した「旅路」とこの「大サロ」のみ。
「岡サロ」と「ワカ座」はDD51牽引でしたが、なぜか「大サロ」はDE10が牽いて来ました。
小さなDE10が単機で「大サロ」フル編成を牽引する姿は、後にも先にもこの時しか目撃していません。
それだけに写真の出来はともかく、貴重な記録を残すことが出来た事に満足しています。


2022.9.4 播但線 長谷~寺前 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO400前回の続きです。
上郡・宇野線と晴れ間で「鷲羽」を撮る事が出来て大満足、次は播但線内で大サロを狙います。
前回に少しだけ触れましたが、今回の大サロの撮影についてあまり積極的になれませんでした。
その主な理由はヘッドマーク。
ここ数年、大サロは「サロンカー○○」というヘッドマークを付けるのがほとんどでした。
「サロンカー紀南」「サロンカー山陽」「サロンカー令和」等々・・。
また、「サロンカー城崎温泉」のように、往路がオリジナルのマークでも、復路には「サロンカー城崎温泉」のマークが付いていました。
この「サロンカーなにわ」の純正マークをアレンジしたデザインが好きで、毎回楽しみにしていたものです。
今回、往路は「兵庫テロワール旅」のオリジナルマークが付いており、それ自体は決して悪いデザインではないのですが、復路は「サロンカー」のマークを期待しておりました。
ところが、今回は往復とも「兵庫テロワール旅」のマークと判明。
また、フル編成ではなく5両で運転という事や、久し振りの大サロ運行で往路は各所激パでトラブル多発と他にも要因はありました。
それとは逆に、播但線を走るのならぜひ撮りたい場所がありました。
それは長谷~寺前にある第一市川橋梁の俯瞰アングル。
播但線はキハ181「はまかぜ」が走っていた頃、よく
和田山~竹田などで撮っていました。しかし、キハ181が引退したあと、雑誌だったかウェブだったか何かで第一市川橋梁俯瞰で撮られたキハ181「はまかぜ」の写真を見つけて愕然。
ここでキハ181を撮りたかった、と残念に思ったとともに、いつか播但線に客レでも入ったらここで撮ろうと心に決めていました。
そういうわけで、ヘッドマークはともかく久し振りの播但線大サロ撮影を決定。
通過時刻には正面に陽が当たらないことを承知の上、第一市川橋梁で撮影するべく宇野線をあとにしました。
途中、昼食をとりながら快晴の下のんびりとドライブを楽しみ、現地に着いたのは通過2時間ほど前でした。
すでに各所で撮影者が集まり出しています。
狙いの場所をクルマで通りかかると、すでに5~6人の方がスタンバイされており、あまり多くないキャパは既に一杯の様相。
出遅れたかな、とのんびりやって来た事を少し後悔しながらも、もしここがダメならどこか人が少ないところで適当に撮って帰ろうと、少し離れた通行の邪魔にならないところにクルマを停めて現場に向かいます。
現場に着くと、やはりスペースが・・。
空いている場所はあるのですが、そこからは木の枝が画面に入り車体にかかってしまいます。
しかし、それさえかわせばなんとかなりそうなので、一旦現場を退去。
離れたクルマのところへ戻り脚立を取り出し、再び現場に戻りました。
そして脚立に上ってカメラを覗いてみると、木の枝の一部が画面右下に入るものの車体にはかからず、背景の草地と同化して全く気にならなくなりました。
これで一安心、あとは来る列車でアングルを微調整するだけです。
気になる天気ですが、雲が多く曇っている時間が多くなっています。
しかし、晴れれば半逆光なので曇ってもいいやと気楽に考えますが、背景だけ陽が当たることが増えてきました。
この状態でやって来た「はまかぜ」を撮ってみましたが、輝度差が大きくてとても見れたものではありません。
なので、いつもとは逆に曇ってくれるように願うはめになりました。
やがて通過時刻が迫ってくると、追っかけ組みの車がぞくぞくと下の道を通り過ぎ、だんだん辺りが騒然としてきます。
そして天気も願いどおり曇ってきました(笑)。
そんななか、カメラの設定などを最終チェックし、遠くの踏切が鳴り出したのを確認するとファインダーを覗いてスタンバイ開始。
ゆっくりと左からファインダーに入ってきたDD51+大サロが右にカーブして第一市川橋梁を渡り切ると連写開始。
10年来思い描いていた「念願の場所」での撮影がようやく叶いました。
こうして早朝からの一連の撮影は終了。
日曜日まる一日の撮影を許可してくれた家族へのお土産をどこで買おうかと考えながら、帰路につきました。


2021.6.19 北陸本線 新疋田~敦賀 Nikon Z50 Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR ISO320 今日は休みで、シフトが決まった時から一日中撮り鉄するつもりでした。
しかし、例によって週間予報の段階から雨予報・・。
それならばと、久し振りに乗り鉄することにしました。
とりあえず目的は、姫路から新快速「Aシート」に乗り、敦賀でヨーロッパ軒のソースカツ丼を食べる事。
そして、いまだ未乗の「おおさか東線」を完乗する事です。
「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」と、お手軽装備のZ50をお供に、朝7時に六甲道駅から旅を始めました。
快速で姫路に向かい、姫路駅名物の「えきそば」を食して8:40発野洲行き新快速で、もと来た道を戻ります。
Aシートを堪能しながら東へ向かうこと1時間半、桂川駅を通過するときに多くの撮り鉄がスタンバイしているのに気付きました。
続いて京都駅でも数名の撮り鉄を見かけたので、何が来るのか少し気になりましたが、この時はスルーしていました。
その後、大津で新快速を降りて山科まで戻り、敦賀行きの新快速に乗り換えて湖西線を北上します。
雨に霞む琵琶湖を眺めていると、雨にも関わらず通過する各駅端に撮り鉄が居るのに再び気付きました。
「工臨かな?」と思い、ここで初めてスマホで調べてみると、やはり金沢行きの工臨がある事が判明しました。
時間を調べると、今乗っている新快速の30分ほど後に来る様です。
折角なので撮ってみようかと思いましたが、電車は既に永原駅を出るところ。
この後の駅で撮れそうなのは新疋田しか思いつかなかったので、そこで撮る事にしました。
「日本海」廃止以来9年振りに訪れた新疋田駅でしたが、ホームの屋根が無いところには立ち入りが出来なくなっていました。
しかも先客の方も居られたので、かつて有名撮影地であった新疋田カーブ付近の踏切へ向かう事にします。
歩く事10分ほどで着きましたが、こちらもまた10数年振りに訪れたので当時と様相が変わっており、障害物が増えていました。
今から駅に戻ろうかとも思いましたが、何とか試行錯誤してみることに。
傘を差しながら、障害物をかわすため画面をチルトさせたカメラを上に掲げた、非常に辛い体制で撮る事になりますが、何とかいけそうです。
そして待つ事40分、雨の中思いの外速い速度でやって来た工臨を、その「辛い体制」で何とか捉える事が出来ました。
決して満足行く出来ではありませんが、記録としては十分と思いながら、ソースカツ丼の待つ敦賀へ向かうべく新疋田駅へ戻りました。
