2002.3.30 山陽本線 上郡~有年 Nikon F4s AF ED80~200mm F2.8D RVP(+1)この3月改正で、北陸本線の475系が引退。 国鉄急行形電車がついに消滅してしまいました。 今回は直流急行形電車のラストランとなりました「鷲羽」の撮影です。 13年前の3月は、山陽新幹線岡山開業30周年記念で、連日イベント列車が走っていました。 その中で、日根野区165系の引退も兼ねてリバイバル「鷲羽」が新大阪~宇野間で運転されました。 当日は、往路を上郡で、復路を宇野線内で撮影し帰路に付きましたが、途中で列車を追い越したことが判明。 急遽、上郡付近で迎え撃つことにしました。 現地到着は通過直前で、三脚立てている時間もありません。 先客達の後ろから脚立に乗り手持ちで構えると、もう遠くにヘッドライトの光が見えました。 日没間近でシャッタースピードがあがらず、とっさに流し撮りしましたが、現像があがってニンマリ。 結果的に「鷲羽」の撮影で一番満足いく結果となりました。
スポンサーサイト
2013.3.30 山陰本線 上川口~下夜久野 Nikon D300 AF-S ED300mm F2.8DⅡ山陰・福知山特急から183系が引退した2年前の3月ですが、最後に「なつかしの北近畿」号が運転されました。 ヘッドマークも登場時の正統派絵入りマークが再現されるとの事。 地元で「北近畿」を登場時から見てきた者としてこれはぜひ撮らなければなりません。 幸い、往路の3/30は休みが取れたのですが、問題は光線状態。往路は基本的に北西に向かって走るので、順光になる場所が殆どありません。 有名撮影地の石生~黒井は線路が東に向いていますが、激パ必死のうえ正面の光線が微妙・・。 結局、地図を見て少しでも南に線路が向いている区間をしらみつぶしにロケハンすることにして当日早朝、友人のSyu氏と出撃しました。 向かうは福知山以北の山陰本線。早朝にもかかわらずやはり激パのイソクロを尻目に北上し、ロケハン開始。 そして、最終的に選んだのは上川口~下夜久野にあるカーブでした。 我々以外だれも居らず、のんびりと待つこと数時間、快晴の丹波路を駆けて来た「なつかしの北近畿」が姿を現しました。 白地幕でガラスの上に半透明のシールを貼り付けたヘッドマークが光線具合で二重に見えるのと、太い架線の影が少し気になりますが、概ね満足いく結果になりました。
2004.5.7 東海道本線 早川~根府川 Nikon F100 AF ED300mm F2.8S(New) RVP100Fとうとう、最後の正統派ブルトレ「北斗星」が定期運行廃止になり、57年に及ぶブルトレの歴史が幕を閉じました。 ブルトレに憧れて鉄道写真を撮り始めた私にとって、非常に感慨深いものがあります。 そのブルトレの元祖は周知のとおり「あさかぜ」ですが、関西在住の私にとっては非常に撮影しにくい列車でした。 今回は、一念発起して深夜の高速をひた走り、早朝の根府川で撮影した「あさかぜ」です。 この「あさかぜ」もこの翌年には廃止になり、その後、ブルトレは凋落の一途を辿ることになりますが、よもや10年後にすべてのブルトレが無くなるなんてこの時は夢にも思いませんでした。 朝陽を浴びてヘッドマークも誇らしげに疾走する青い流れ星の姿を、私は決して忘れないでしょう。
2010.10.27 トワイライトエクスプレス・サロンデュノール(羽越本線走行中) Nikon D40 AF-S DX 18-70mm F3.5-4.5G ED いよいよトワイライトエクスプレス引退まであとわずかとなりました。 私がトワイライトエクスプレスに乗ったのは2回。 そのうちの2回目が、新婚旅行でした。 乗車1ヶ月前に休みを取って駅に出向いて10時打ちしてもらうも、あえなく撃沈・・。 キャンセル待ちで乗車1週間前になんとかツインの切符を手にすることができました。 車中は快適で、奮発した食堂車でのフランス料理フルコースも絶品! 就寝前にシャワーを浴びてロビーカーを横切ると誰も居らず、照明が良い雰囲気を醸し出していました。 急いで部屋に戻り、訝しげな相方を尻目にカメラを持って、ロビーカーへ取って返しました(笑) 単線の羽越線内は結構揺れが多く、なおかつ三脚も無く手振れ補正付きレンズでもないのでブレ写真のオンパレード・・。 そんな中、なんとかうまく撮影できたのがこの1枚でした。 そんな思い出深い列車が無くなるのは、やはり寂しいです・・。 豪華クルージング列車もいいですが、ちょっと頑張れば庶民でも乗れる「トワイライト」や「カシオペア」のような列車はもう現れないでしょうね・・。
2014.3.15 大阪国際空港 伊丹スカイパーク Nikon D300 AF-S ED300mm F2.8DⅡ+TC14EⅡちょうど1年前になりますが、エア・ドゥの特別塗装機である通称ベア・ドゥ号がANAへのリースバックのため、伊丹に飛来しました。 エア・ドゥの飛行機は北海道へ行った際に、新千歳空港で撮っています。 しかし、エア・ドゥが就航していない伊丹空港への飛来は見逃すことが出来ず、福知山線での381系「こうのとり」の撮影を午前中で切り上げて、伊丹スカイパークへ急行しました。 現地に到着したのは、大事をとって到着予想時間の2時間近く前でしたが、ウォーミングアップも終わらないうちに無線からエア・ドゥ機のコールサインが! 慌ててカメラを生駒方面へ向けると、遠くにB737らしき機影が見えました。 ANAかJALか、それとも狙いのエア・ドゥか・・。 だんだん近づいてくると、尾翼の黄色を確認できました。 狙いのベア・ドゥ号でした。 予想より1時間半も早くやって来た「彼ら」 早く大阪観光をしたかったのでしょうか(笑) ベア・ドゥ塗装ではこれが最後のフライト。 この後、ANAの通常塗装に塗り替えられてしまいましたので、いい記録になりました。
2009.2.4 鹿児島本線 大野下~長洲 Nikon F6 AF-S ED300mm F2.8DⅡ+TC14EⅡ RVP100早いものでもう3月になりました。3月と言えばダイヤ改正、毎年ブルトレをはじめとする列車の改廃が行われます。 この「はやぶさ」も廃止されてちょうど6年になります。 個人的には「はやぶさ」のヘッドマークは幼い頃から好きでした。 しかし、「さくら」と併結運転になってしまい、東海道はもちろん、単独運転の距離があまりに短い為九州内でもヘッドマークは「さくら」との複合マークのままでした。 ところが、「さくら」が廃止となり併結相手が「富士」になると、九州で「はやぶさ」「富士」の単独マークが復活しました! それからというものの、GWやお盆の長期休暇は九州へ向かうことが多くなりました。 今回は廃止間際に訪れた、私自身最後の撮影となったED76「はやぶさ」です。 朝は、この場所の定番である逆アングルで下り「はやぶさ」を編成撮り。 そして、返しの上り「はやぶさ」を、このヘッドマークを強調した正面アングルで狙いました。 冬の低い夕陽を浴びた単独マークの「はやぶさ」は文句なくカッコいいですね。
| HOME |
|