猪名川狂想曲

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【3枚とも】2019.6.29  大阪国際空港 猪名川土手   Nikon D500   AF-S 200~500mm F5.6E ED VR  ISO500

ようやく大阪で開催されていたG20が閉幕しました。
私の仕事にも影響があっただけにG20には辟易してはいましたが、反面楽しみにしていたことも。
それが今回紹介します、アメリカ大統領専用機であるエアフォースワンの撮影でした。

G20大阪開催が決まった時から、大阪にエアフォースワンが来るはずと撮影を計画していました。
10数年前に伊丹に飛来したそうですが、その頃はヒコーキにはあまり興味も無かったので、当然撮影もしていません。
もうこんな機会は無いと思っていただけに気合が入り休みも確保しましたが、伊丹ではなくて関空に降りる可能性もあります。
その時は仕方ないと諦めるしかありませんでしたが、幸いにも26日に伊丹に降りてくれて、一気にテンションが上がりました。

しかし、当日の天気予報は下り坂・・。
普段使わないカメラのレインカバーや携帯用レインコートを引っ張り出したり、レンズフードの延長をしたりして前日までに準備を整えました。
そして、いよいよ今日を迎えます。

午前中は相方が外出するので、逸るココロを押さえて娘の子守・・。
昼になって相方が帰ってきたら、速攻で出撃しました。
クルマで伊丹に向かい、JR伊丹駅付近の駐車場へ停めたらあとは徒歩で猪名川へ向かいます。
ところが、下り坂の天気予報に反して空には太陽が。
陽射しが照りつけるなか脚立を抱えて汗だくになりながら、1kmほどの道のりを歩いていきます。
20分ほどで現地に着きましたが、ここで今まで見たことが無いほどの凄い人出!
何とか場所を確保して少し落ち着きました。
後は待つのみです。

待っている間に予報通りだんだん天気が怪しくなって来ましたが、幸い雨が降る様子はありません。
離陸する旅客機を撮っていってシミュレーションします。
そうこうしているうちに人出はどんどん増えて、警察官の警備も心なしか厳しくなってきた感じがします。
そして17時頃から、民間機の動きがばったり止まりました。
こちらも臨戦態勢に入ります。

しかし、トランプ大統領の会見が長引いているそうでなかなか動きが見られません。
だんだん露出も落ちていき、風も強くなってきます。
ヤキモキしながら待つ事40分、ようやくトランプ大統領が乗っている「ビースト」を含む車列が空港内に入ってきて、VC-25に横付けされました。
そして、トランプ大統領が搭乗して「エアフォースワン」となったVC-25がタキシングを開始します。
緊張感MAXでファインダーを覗いて動く機体を追っていると・・。

くるりと方向転換してこちらへ向かってくるではありませんか!

と同時に、無線から「・・ワンフォ-・・」と聴こえてきました。

「えっ・・!」

猪名川に集まった大勢の人たちからどよめきが・・。
まさかの14運用・・。

そんなことはお構い無しに、エアフォースワンは目の前を通り過ぎて方向転換を完了すると、さっさと離陸していきました。

辺りに失望感と虚無感が漂うのがはっきりと分かりましたが、続けて同伴機のC-32やC-40もワンフォーで離陸していきました。
そして、1時間にもわたり抑止されていた民間機も次々離陸していきましたが、こちらは通常の32運用・・。
結局、アメリカ空軍の機体だけが14運用で離陸して行ったのです。

離陸する「エアフォースワン」の雄姿を撮れなかったのは非常に残念でした。
しかし、もうおそらくここ伊丹に飛来する事はないVC-25を、雨にも降られず露出もなんとかあるうちに、タキシングとはいえ撮る事が出来たのは素直に良かったと思います。

心軽やかに、とはいきませんが、ある意味「お祭り」状態を楽しめた事を喜んで、再び脚立をかついで1kmの道のりを歩き出しました。


鉄道コム

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[ 2019/06/30 00:07 ] 飛行機 | TB(0) | CM(2)