ロンチキ参上

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2011.3.27  北陸本線 今庄~南今庄    Nikon D300  AF-S 300mm F2.8DⅡ+TC14EⅡ  ISO200

今朝は冷え込みましたが、もうすぐ3月も終わり。
季節は確実に春に向かって進んでいます。
しかし、気分的にスッキリしないのは、やはり先が見えない新型コロナ感染騒動のせいでしょう。
一刻も早く感染が終息に向かい、この閉塞感が解消される事を祈るのみです。

さて、気分を取り直して今回はロンチキの写真を紹介します。

この日は、489系ボンネット編成のラストランである、「ありがとう489系」を狙いに北陸へ遠征しました。
前日深夜に出発し、夜明け頃に雪降る新疋田に到着。
ここで「日本海」まで撮影し、489系を狙いに北上します。

南今庄のアウトカーブに到着すると、すでに先客の方々が数名居られました。
靴が雪に埋もれながらも、難なく場所を確保しセッティングを開始。
489系通過まで時間があるので、それまで「サンダーバード」などを撮っていきます。

しばらくして、トンネルの中からヘッドライトの光が現れましたが、特急や普通が来る時間ではありません。
貨物かと思いましたが、EF510にしてはヘッドライトの位置が低く、ゆっくりゆっくり進んできます。
そして、トンネルを抜けて現れたのは・・。

DD51牽引のロンチキ工臨(工9588レ)でした。

ココに来て携帯で情報収集をしていなかったので、ロンチキが来るのは知りませんでした。
あまり工臨は撮った事が無いので、これ幸いとファインダーを覗きスタンバイすると、後方から列車が来る音が・・。

「サンダーバード」がファインダーに飛び込んで来ました!

「終わった・・」かと思いましたが、工臨の速度が遅かったので「サンダーバード」が通り過ぎてもDD51はまだシャッターポイントに来ていません。
これはすれ違いが撮れる!と確信し、咄嗟にカメラのアングルをずらして遠ざかる「サンダーバード」を画面に収めます。
「サンダーバード」の影から次々チキが現れて、最後尾が見えた瞬間、シャッターを押す指に力を込めました。

薄晴れの中、無事にロンチキを撮影出来て幸先は良かったのですが、このあと天候は悪化し急激に露出が落ちてゆきます。
雨や雪こそ降りませんでしたが、1時間半後にやって来た「ありがとう489系」は見事に撃沈となりました。


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マルーン単色の雄姿

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2020.3.15  阪急電鉄京都本線 茨木市~南茨木   Nikon D500  AF-S 70~200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO100

長々と申し訳ありませんでしたが、ようやく15日撮影分の最終回です(笑)

5087レを撮ったら長居は無用、山崎を後にして南茨木へ向かいました。
本日最後の目的は、土日運転の「京とれいん」と「雅洛」です。
「雅洛」は、昨年秋に神戸線内で撮った事がありますが、元祖「京とれいん」は初撮影なので気合が入ります。

しかし、南茨木に向かっていると夏の夕立のような雨が降り出して来てテンションが下がります。
それでも現地に近づくと雨も止み、晴れ間も出ていました。
駐車場にクルマを入れて、現場に向かうと2名の先客の方がすでにスタンバイされていました。
挨拶してご一緒させて頂きましたが、キャパが狭いところなのでベストポジションは断念せざるを得ません。
なんとかアングルを決めたところで踏切が鳴り出しスタンバイしたところ、いきなり「雅洛」がやってきました。
残念ながら曇ってしまったこともあり結果はイマイチ・・。
気を取り直して1時間後の「京とれいん」を狙いますが、こちらも曇られてしまいました。

1時間ほどここに滞在しましたが、晴れ間で撮れたのは奇しくもマルーン単色の3300系と5300系のみ。
前パンの5300系は少々構図のバランスが悪かったので、今回は3300系を掲載させて頂きます。

すでに神戸線では見られないマルーン単色の阪急電車。
おまけに白熱灯の前照灯で、「梅田」の方向幕という今や貴重な存在です。
幼い頃から見てきた阪急電車のイメージが色濃く残っている3300系や5300系にはいつまでも活躍して欲しいものです。


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山崎にて超望遠で

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2020.3.15  東海道本線 山崎~島本    Nikon D500  AF-S 200~500mm F5.6E ED VR(×1.3クロップ)  ISO100

しつこいですが15日の撮影分、前回の続きです(笑)

武庫川を後にして次に向かったのは山崎です。
狙いはPF牽引の5087レ。
昨年、早朝に撮ったSRCのアングルで昼間の5087レを撮ってみたかったのですが、35mm換算で約1000mmの超望遠域では気温が高い時期は陽炎の影響をかなり受けてしまいます。
その為、気温が低い冬場に狙う事にしましたが、なかなか機会が得られないまま冬も終わりに・・。
今日を逃すと次はいつになるか分からないので、更新機でしたがチャレンジすることにしました。

途中で昼食を取り、現地に着いたのは通過2時間ほど前でした。
難なく場所は確保できたのですが、天気は曇り空・・。
そんななか、来る列車を撮っていくうちに雲が切れていき陽が射す時間が長くなって来ました。
そうすると、いつものクルクモルとは逆に、列車が来無い時は曇っていますが、来る時には晴れるという珍しい状況が(笑)
これはいける!と、ほくそ笑んで5087レを待ちます。

ところが世の中うまく行かないもので、5087レが来る頃には再び曇り空に・・。
それでも、踏切が鳴り出すと再び奥のほうから手前に向かってスーと陽が射して来ました。
しかし、陽が射すペースよりも5087レの方が早い・・。

結局、5087レは編成前部は陰り、後部は陽が当たっている所謂マンダーラに・・。
なので、ここでは30分前に陽が射しているなか通過した、EF210牽引の5085レを紹介します(笑)

さて、長居は無用、そそくさと撤収を開始し、本日の最終目的地へ向かいました。


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武庫川を行く8000F

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2020.3.15  阪急電鉄神戸本線 西宮北口~武庫之荘    Nikon D500  AF-S 200~500mm F5.6E ED VR  ISO100

前回の続きです。

神鉄を撮った後、阪急神戸線を撮りにいつもの武庫川へクルマを走らせます。
特に今日の運用は調べておらず、8000Fが撮れたらラッキーという感じでしたが、現地に着くと数名の同業の方がスタンバイされており、8000Fが運用に就いているのを確信しました。
いつもの場所にセッティングして、いつ8000Fが来るのか運用を確認しようとした矢先に踏切が鳴り出したので、急いでスタンバイすると・・。

何と、いきなり8000Fがやって来ました!

構図を煮詰める前だったので少々不満があるものの、最高の光線状態で撮れたのでそれなりに満足しました。
次にこの8000Fが来るのは約1時間半後。
今よりもトップライトになりますが、構図を煮詰めて待つ事にします。

しかし・・。

この後の上り特急がことごとく下りの普通と被られだし、いやな予感が・・。
その予感は的中し、2度目の8000Fは見事に被られてしまいました・・。

まあ、1本目は撮れたので良しとしようと気を取り直して撤収、次の目的地へ向かいました。


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早朝の横山ストレートにて

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2020.3.15  神戸電鉄三田線 横山~神鉄道場   Nikon D4s  AF-S 70~200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO200 

この日曜日、久し振りに1日中撮影に出掛ける事が出来ました。

出勤の時と同じ時間に起きると、予報通りの快晴!
喜び勇んでまず向かったのは神鉄の横山ストレートです。
朝だけ運転される「特快速」を撮りたいところですが、前日のダイヤ改正で土・休日の特快速が無くなり、すべて急行に。
残念ですが平日にまた来ればいいので、とりあえず1000系列、あわよくば復刻塗装編成が来てくれる事を祈りながらスタンバイします。

到着してから立て続けに2本、5000系のラッピング編成がやって来ました。
そして3本目。
ようやく、1350系の「急行」が登場!
シャッターを切るタイミングが少し遅かったためカツカツになりましたが、何とか目的は達成出来ました。

このあともう1本急行がありますが、三田で折り返しその急行に入る下り列車が5000系で通過したのでこれにて撤収。
次の目的地へ向かいました。


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「彗星」の肖像

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2000.3.9  山陽本線 塩屋~須磨  Canon EOS-3  EF300mm F4L IS USM  RDPⅡ(+1) 【再掲】

今日はTX甲種が走っているそうです。
甲種や廃回などにはあまり興味がないのですが、TXの甲種回送はヘッドマークが着くのとネタガマが多いので少々興味があります。
10数年前の試験塗装のEF65 1059号機が牽引した時は撮りに行くつもりでしたが、前日の職場の飲み会で撃沈してしまい撮ることができず・・。
まあ、今日は雨も結構降っているので、家でのんびり過ごす事にします。

今回は再掲の「彗星」の写真で、たまには機材のお話を。
この当時の愛機はAF機のニコンF4sでしたが、F4を使われていた多くの方同様MFで撮っていました。
レンズも200mmまでしか持っておらず、正面撃ち用に300mmクラスのレンズが欲しかったのですが、その頃キヤノンからEOS-3が登場。
45点測距エリアの強力なAFに魅かれて、当時ニコンには無かった手ブレ補正付きの300mmレンズと一緒に導入することに。
それからは200mmまではMFでF4s、300mmはAFでEOS-3と使い分けることにしました。

さて、この写真ですがローアングルのうえ地面に陽も当たっていないので線路に置きピンしにくい状況でした。
そんななか、EOS-3は7コマ/秒でAFもばっちり追従。
その性能を遺憾なく発揮してくれました。

2年ほどEOS-3を使用していましたが、やはりニコンとキヤノンの2つのシステムを維持するのは非効率だったので手放す事に。
しかし、今でもEOS-3は好きなカメラで、たまに撮影現場でEOS-3を見かけることがあると、そのたびに使用していた当時を思い出し懐かしく感じます。


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上牧にて「あかつき」

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2000.3.1  東海道本線 高槻~山崎  Canon EOS-3  EF300mm F4L IS USM  RVP(+1)

新型コロナウイルス騒動で、娘の学校も今日からしばらく休校。
ここ神戸市でもとうとう感染者が発覚してしまいました。
仕事にも少なからず影響がでているので、はやく終息して欲しいものですね。

今回は20年前の上牧築堤で撮った「あかつき」です。
ここでは「あかつき」「彗星」「なは」と3本の関西ブルトレが撮れましたが、その中で一番長編成の「あかつき」が一番かっこよかったと思います。
恐らくEF58の頃から使われていたと思われる、年季の入ったヘッドマークを誇らしげに掲げる姿には、感動すら覚えました。

この時撮った他のポジを見て見ると、白色更新色のEF66貨レ、167系団体、デカ目の湘南色113系、583系「きたぐに」回送、スーパー雷鳥、上沼垂色「雷鳥」などなど・・。
もう一度、この頃に戻って撮影したいですね(笑)


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