米神を行く「出雲」

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2005.7.29  東海道本線 根府川~早川    Nikon D70s  AF-S ED80~200mm F2.8D  ISO200

先週の予報では関西は今日当たり梅雨明けとの事でしたが、ただいま絶賛ドン曇り中・・。
最新の予報では、梅雨明けはこの週末に先延ばしだそうです。
コロナの影響はまだまだありますが、早く青空の下で撮影をしたいものです。

15年前の早朝、夜通しクルマを走らせて到着したのはここ米神のカーブでした。
この頃廃止がウワサされていた「出雲」が狙いでしたが、考える事は皆同じなのか到着時には既に数名の方が周辺に待機されていました。
ベストポジションには2~3名の方が居られましたが、まだスペースがありそうだったので挨拶して入れてもらうことに。
話をすると、同じ関西から来られた方たちで話が弾みます。
そんななか貨レや「銀河」が通過して行き、次は「出雲」。
この頃メインで使っていたF6はサンニッパで面縦狙い。
そしてサブに、2週間ほど前に初めて導入したデジタル一眼・D70sを定番の構図でセッティングします。
天気良好・準備万端、やがてホイッスル一声やって来た「出雲」を無事に捉える事が出来ました。

が、悲劇はこの数日後に起こりました。

この時メインのF6で撮ったポジの現像が上がり、ライトボックスでチェックすると・・。

ベストカットで見事にピントを外していました。

この頃最強のAF性能を備えたF6、面縦構図ならAFでほぼ百発百中ピントが合うのですが、頑なにMFで撮っていました。
決して職人気質というほどのものではなく、敢えてMFで撮るのがカッコイイという風潮(?)が当時はあったのと、イマイチAF性能を信じていなかったためです。
しかし、この出来事を機にAFを積極的に用いる様になりました。
おかげで以降、面縦構図でピントを外す事が無くなり、今となっては貴重な記録を数々残す事が出来ました。

さて、今回紹介するのはサブのD70sで撮った「出雲」です。
こちらの方は、まだ馴れないデジ一でしたがなんとかうまく撮れました。
今では当たりまえですが、撮影後すぐモニターで結果が確認出来るのがどれほど便利か思い知らされた、思い出深い撮影でもありました。


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