32年前のイゴマル

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1988.12.30 東海道本線 元町   Canon AE-1P  TAMRON SP70-210mm F3.5  RD

あっという間に年の瀬が迫って来ました。
今日は今年最後の休みなので、やらなければいけない事が山積みです・・。

32年前の今日は、早朝から撮影をしていました。
地元の駅から始発に乗って神戸駅へ。
まだ日の出前の暗いなか、14系や583系の「シュプール号」を撮っていきます。
そして陽が昇り明るくなってきたら元町駅へ移動。
先ほど神戸駅で撮った各シュプール号の回送を神戸方駅端から撮影します。
ここではシュプール号以外にも、20系「明星」・24系「なは」・583系「雷鳥」・117系新快速・キハ58なども撮る事が出来ました。

その後、大阪方の駅端へ移動します。
狙いは、EF58 150号機牽引の臨時急行「但馬」。
ここでも、貨物を始め様々な列車を撮りながら待つ事しばし。
イゴマル牽引の12系「但馬」を捉える事が出来ました。

改めて見てみると、正面にしか陽が当たっておらず、しかも上がカツカツと酷い出来ですが、当時の高校生にとってはこれが精一杯の出来。
今となっては貴重な記録を残す事が出来ました。

さて、年内の更新はこれが最後となります。
今年はコロナ禍で、撮影のみならず生活にも多大な影響が出た一年となりました。
来年は、早くコロナが収束して「普通の」生活が送れるようになる事を祈るのみです。

それでは皆様、良いお年を!


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華麗なるNS409

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2020.12.23 奈良線 JR小倉~新田   Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100

今日は年末の貴重な休みです。
相方と娘は仕事と学校で朝から不在なので、帰ってくる昼過ぎまでは自由に使える時間があります。
天気は快晴なので、恐らく今年最後となる撮影に出掛ける事にしました。

一番の狙いは、最近検査を受けてピカピカになった奈良線103系のNS409です。
しかし、一昨日から運用が乱れているようで今日の運用の予測が出来ませんでした。
なので、手堅く地元で撮り納めをしようと、久し振りに阪急神戸線の武庫川土手へ向かうことにします。

家族が出掛けて間もない9時前に自宅を出発して、1時間弱で現地へ到着しました。
セッティングを開始して間もなく踏切が鳴り出し、下り特急がやって来ましたが、なんといきなり8002Fが!
しかし、アングルを煮詰めていなかったのと、思った以上に面への陽当たりが弱くて撃沈・・。
続行の普通を撮って、とっとと撤収作業を開始します。

さて、そうなると俄然NS409を撮りたくなってきました。
京都~城陽の区間なら運転本数も多いので、来る確立は高くなります。
その区間で今から昼頃まで順光になるのは、新田駅北側の俯瞰気味アングルしか思いつかなかったのでそこへ向かう事に。
最悪NS409が撮れなくても、NS407か205系が撮れたらいいや、という気持ちでクルマに乗り込みました。

名神高速と京滋バイパスを経由して約1時間半で新田駅付近に到着。
駅付近の駐車場にクルマを入れて歩いて現地に向かいます。
5分ほどで現場に到着し、早速セッティングを開始。
程なく221系のみやこ路快速がやって来ました。
そしてアングルを微調整すると、すぐに続行の205系が。
これでとりあえず「はずれ」はなくなりました。

そしてさらに待つ事約15分。
そろそろ次の城陽行き普通がやってきます。
やがて近くの踏切が鳴り出し、ファインダーを覗いて臨戦態勢に入り十数秒後・・。

ファインダーに飛び込んできたのはピカピカのNS409でした。

まだまだキレイなNS409に感動し、この後も運用を追いかけて棚倉付近などでも撮りたかったですが、そろそろタイムリミット。
残りは次のお楽しみ、撮り納めに相応しい結果に満足して帰路につきました。


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冬の朝の神崎川にて

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2020.12.15  阪急電鉄神戸本線 神崎川   Nikon Z50  Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR  ISO100 

今月に入るとさすがに仕事も忙しくなり、休みも少なくなりました。
昨日はその貴重な休みでしたが、幸い家庭運用もなかったので、ストレス発散に出掛ける事にしました。

とは言っても、天気予報は曇り時々晴れ・・。
それならば撮影メインではなく、阪急の「すみっコぐらしスタンプラリー」の第2弾に参加する事にします。
つまり今回は乗り鉄がメインとなるので、カメラは小型軽量のZ50を選択しました。

宝塚駅前の駐車場にクルマを置いて、7時過ぎの今津線に乗車。
スタンプラリーは10時から開始されるので、それまで時間つぶしで撮影することにします。
西宮北口で神戸線に乗り換えて向かったのは神崎川駅。
そして神崎川駅に降り立つと、予報に反して朝陽が輝く快晴でした!

しかし、クソ寒い!!

震えながらのんびりとカメラの準備をしていると続行の電車がやって来ましたが、何と8002Fの通勤急行!
折角のチャンスを逃してしまいました・・。
気を取り直して撮影を開始しますが、寒さで震えてフレーミングが安定しません。
その上、まだ馴れないミラーレス機なので、なかなか満足行く結果が得られませんでした。

そのなかで一番マシだったのが、今回紹介する6016Fの通勤特急です。
神戸線では増結でしか見る事が出来なくなった6000系ですが、この6016Fは前パンと電連も勇ましくて結構好きな車両なんです。
これでマルーン一色なら文句ないのですが(笑)

ここには寒さに耐えながら1時間半ほど滞在して、その後は京都線に向かいスタンプラリーを開始します。
嵐山線の6300系に揺られたり、9300系のクロスシートを河原町から梅田まで堪能したり、宝塚線の「すみっコ号」に乗車したりと久し振りに「乗り鉄」を堪能した一日でした。


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夕陽に輝く8002F

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2020.12.2  阪急電鉄神戸線 王子公園    Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100

前回の続きです。
「すみっコ号」を最高の条件で撮影出来た満足感に浸りつつ、10分後に来る8002Fに備えます。
しかし、秋の陽はつるべ落とし。
5分後、下り普通がやって来た頃には、正面がちに狙っているのであまり目立ちませんが奥の方は既に影に沈んだ状態に。
そして、夕陽の赤みが一層増してきたさらに5分後、いよいよ8002Fの特急がやって来ます。

上り特急の通過放送が聞こえてくると、ファインダーを覗いて臨戦態勢に。
後から電車がやって来る気配を感じ一瞬振り向くと、上り特急が王子公園駅のホームに進入してくるところでした。
再びファインダーを覗きますが、まだ8002Fの姿は見えません。

「もらった!」

勝利を確信してそう心の中で呟き、横を通過する上り特急の風圧を感じます。
そして、上り特急がカーブの奥に消えて間もなく、8002Fが現れました。
カーブを曲がりストレートに入って影から抜けると、Classic仕様の飾り帯がギラリと輝きます。
そのカッコよさに思わず一瞬見とれてしまいましたが、すぐに我に返り連写開始!
夕陽に燦然と輝く8002Fを捉える事が出来ました。


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夕焼け「すみっコ」

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2020.12.2  阪急電鉄神戸線 王子公園    Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100

師走に入り、いよいよ今年もあと1ヶ月。
これからは公私とも忙しくなり、なかなか撮影には行けなくなります。
今日は休みで朝から快晴、絶好の撮影日和ですが、午前中は買い物など相方の所用に付き合うことに。
しかし、午後からは時間が貰えたので、撮影に行ける時に行っておこうと思い、昼食後自宅を出発しました。

今日の狙いは1016F「すみっコ号」と、新たにClassic仕様になった8002Fです。
1016Fは今日は特急運用であることが確認出来ましたが、8002Fは目撃情報なし。
走ってくれている事を祈りつつクルマを走らせる事30分弱、阪急六甲駅前の駐車場に到着しました。
ここから電車に乗って王子公園駅に向かいます。

13時半頃に王子公園駅に到着、一旦改札を出て帰りの切符を買って上り線ホームに上がると、特急の通過放送が。
間もなくやって来たのは1016Fでした。
約1時間後に梅田から折り返して来るので、その時は被られないように祈りながら通過を見送ります。
そしてホーム端に到着、撮影を開始します。

約10分後、下り特急を撮る為ファインダーを覗いていると、後から上り特急がやって来ました。
ぎりぎり被りを回避して下り特急を撮影、ファインダーから目を離した直後に横を通り過ぎる上り特急を見ると・・。

8002F!

目撃情報が無かったので、今日の運転は無いものと諦めていただけにテンションが上がります。
それからは、来る電車を片っ端から撮っていき、終焉間際の「もみじ」マークもGET。
そうこうしているうちにあっという間に1時間が過ぎ、次はいよいよ1016F「すみっコ号」がやって来ます。
ここに来てから今までの特急はすべて被りを回避。
次もきっと大丈夫と自分を言い聞かせた結果・・。

被られました・・。

あと5秒で抜けたのに・・。
それでも気を取り直して次の8002Fの特急を迎え撃ちますが・・。

被られました・・。

こちらもあと5秒あれば抜けたのですが、よりによって狙いの2本が撃沈という結果にテンションが下がりました。
こうなったら再びやって来る1時間半後に賭けますが、今度は陽が持つかどうかが心配になります。
めげずにこの後も撮っていきますが、特急はどんどん被られていき、影も迫ってきました。

そして待つ事1時間半、いよいよ1016Fがやって来ます。
陽は大丈夫、心配は被りのみ。
ファインダーを覗くと、奥に見える踏切が鳴り出したのが見えました。
しかし、上りの特急の通過放送がまだ聞こえません。

「これは・・、いける!」

すると、カーブの奥から1016Fが現れました。
一瞬後を振り返りますが、まだ上りの特急の姿は見えません。
カーブを曲がりきった1016Fが影から抜けて夕陽に輝きます。
そして、シャッターポイントに入ると連写開始!

なかなか撮れなかった、「すみっコ号」の三宮側ヘッドマークを、ようやく最高の条件で撮る事が出来ました。


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