さよなら「すみっコ号」

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2021.3.24  阪急電鉄神戸本線 王子公園    Nikon D4s  AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO100

昨年9月から阪急電鉄とのコラボが始まった「すみっコぐらし」。
以前も申しましたが、娘が「すみっコぐらし」が大好きなので、自分も影響を受けて興味を持ち始めました。
アニメやキャラクターなど、この手のラッピング車両にはあまり興味が無かったのですが、「すみっコ」に間しては別。
コラボグッズもいくつか購入し、「すみっコぐらし号」もよく撮影しました。

半年にわたって楽しませてくれましたが、いよいよ今月一杯でコラボも終了。
支線系統など、まだ撮れていないヘッドマークもありますが、まだ撮影出来ていない撮りたいアングルも。
それは、ラッピング車両を真横から流し撮りすることでした。
今日は休みで午後から時間が貰えたので、そのアングルで狙うべく出撃しました。

今日の神戸線「すみっコ号」は普通運用。
かねてからこのために考えていた場所には、通過30分ほど前に到着しました。
しかし、肝心な車体側面に陽が当たっていません・・。
そう言えば、この場所での撮影を考えていたのは冬場。
よく考えるともう春分を過ぎたので、日が回りすぎていた訳です。

さて、どうするか・・。
考えた結果、流し撮りは諦めて完全順光になる王子公園駅で撮る事にします。
急いでクルマに乗り込み、10分ほどで阪急六甲駅に到着。
駅前の駐車場にクルマを入れて、急いで駅へ。
狙いの「すみっコ号」の1本前の普通に何とか間に合いました。

王子公園駅に到着し急いで現場に向かうと、先客がお二人居られたので挨拶してご一緒させて頂きます。
そして10分もしないうちに、通過時刻に。
少し薄雲がかかりましたが、おそらく最後となる「すみっコ号」の撮影を無事に完了する事が出来ました。

この後、三宮で折り返してきた「すみっコ号」に乗り、一駅だけのお別れ乗車を。
阪急六甲で降りて、走り去る「すみっコ号」を万感の思いをこめて見送りました。


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初めての上狛にて

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2021.3.19  奈良線 棚倉~上狛    Nikon D4s  AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO200

また前回の続きですが、これで19日の撮影分は終わりです。

次のターゲットである奈良線103系NS409編成の運用を予測すると、約3時間後に上狛辺りで撮れそうです。
時間はありますが、初めて訪れる上狛ストレート。
勝手が分からないので早めに着くに越した事はないだろうと、迷わず高速に乗りました。

途中で少し渋滞があったものの、2時間ほどで無事到着。
先客の方がお一人居られたので、挨拶してご一緒させて頂きます。
その後も数名の方が来られ、穏やかな気候のなか待つ事1時間。
通過予想時刻に近くの踏切が鳴り出したので、ファインダーを覗いてスタンバイしますが・・。

やがてファインダーに飛び込んで来たのは、205系でした・・。

ダイヤ改正で運用が変わっていたのか、予測が外れてがっかり。
結局、NS409がやって来たのはそれから2時間後でした。
その頃にはサイド光になり、正面には辛うじて陽が当たっている程度。
予想時刻なら絶好の光線状態だっただけに残念でしたが、とりあえず撮れただけでも良しとすることにします。

さて、本来ならここでNS409を撮ったあと、阪急「すみっコ号」と75レを撮るつもりでしたが、予定より2時間もオーバーしたので75レには間に合いません。
せめて終焉せまる「すみっコ号」は撮っておきたいと、速攻で撤収します。
カーナビで経路検索した結果、国道163号線を西へ向かうルートが最短距離との事。
迷わずそのルートを進みますが、出発して30分もしないうちに渋滞にはまりました・・。
しかも、この渋滞が一向に進みません。
結局、渋滞の原因である事故現場までの5Kmほどを抜けるのに1時間近くかかり、ようやく大阪市内に入った所で陽が落ちタイムアウト・・。
撮影を諦め、そのまま帰路に就くこととなりました。

今日は午前中は調子良く撮れたものの、午後からはグダグダになってしまったのは残念でした。
しかし、一日中撮り鉄出来る機会があまり無いので、一日駆け回って楽しかったのは事実です。

さて、次の撮影はいつになるのか、今から楽しみです。


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終了間際の「山陽電車復刻塗装」

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2021.3.19  山陽電鉄本線 山陽塩屋~須磨浦公園    Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100

前回の続きです。

次は、山陽スマシオで山陽電車の復刻塗装を狙います。
先日曇られて撃沈した面縦アングルのリベンジを果たすためですが、今の所は雲ひとつない快晴なので、早くも勝利を確信!
前回は平日でも結構な人出だったので、まだ1時間半ほどありますが早速向かう事にします。

わずか10分ほどで到着しましたが、先客の方は1名のみで難なく場所を確保出来ました。
やはりヘッドマークが外されたらこんなものか、と若干拍子抜けしましたが、ヘッドマークがない素の姿が好みなので好都合。
セッティングを終え、穏やかな気候のなかのんびりと通過を待ちます。

そして、奇しくも先日紹介した5000Fと同じ運用でやって来た3030Fを無事に撮影、リベンジを果たす事が出来ました。


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終了間際の「新快速50周年ヘッドマーク」

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2021.3.19  山陽本線 塩屋~須磨    Nikon D4s  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100

昨日は休みで、以前から一日中撮り鉄する了解を家族から得ていました。
狙いは、終了間際の「新快速50周年HM」・「山陽電車復刻塗装」・「阪急電車すみっコ号」。
それらに組み合わせて、74レや75レ、奈良線103系も狙うという欲張ったプランでした。
しかし、週間天気予報が発表されると、当日は無常にも雨模様・・。
一気にやる気を無くし、計画は白紙となりました。

ところが、2日前から天気予報が急に好転!
前日には各々の運用等も把握してプランを完成し、実行に移す事になりました。

そして当日を迎え、早朝5時に自宅を出発し、まずはスマシオへ向かいます。
ここでのターゲットは74レと新快速50周年HM。
74レの通過時刻が日の出時刻のわずか数分後なのでまだ陽は当たりませんが、早朝のいい雰囲気で撮れそうです。
現地に着くと先客の方がお一人居られたので、挨拶して後から抜かせてもらう事に。
前回は面縦構図だったので、今回は編成撮りでセッティングします。
やがて、水平線から赤い太陽が顔を出してきました。
天気は快晴ですが、低い位置の太陽にはまだ鋭い光線は望めません。
それでも幾分か露出が上がったので、すぐにやって来る74レに備えてスタンバイします。

・・が、定刻になっても74レがやって来ません。

最初は少し遅れているのかな、という程度の認識でしたが、10分・20分経ってもやって来ません。
やがて30分後に定刻で8056レが、続いて「らくラクはりま」もやって来て通勤タイムに突入。
これで74レの大幅な遅延が決定的となり、少なくともラッシュアワーが終了するまではやって来ない事が確実になりました。
まあ、74レはこれからシーズンインなのでまた撮りに来ればいい、と気持ちを切り替えて次のターゲットの3424Aを待ちます。

次々にやって来る新快速と快速を撮り続け、ここに来てから約2時間後。
新快速50周年記念ヘッドマークを掲げてやって来た3424Aを、最高の条件で撮る事が出来ました。

そして、次のターゲットを狙うべく、さっさと撤収を開始します。


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ラストラン前日の「日本海」

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2012.3.16  北陸本線 南条~湯尾    Nikon F6 AF-S VR70-300mm f4.5-5.6G ED   RVP100

今日はダイヤ改正ですが、また魅力ある車両たちが引退してしまいました。
185系「踊り子」・JR貨物DD51など、最後の活躍を撮りに行きたかったのですが、コロナ禍のなかではそれも叶わず・・。
なんでも撮れる時に撮っておくのが大切ですね。

今回はブログ開設当初に紹介した9年前のダイヤ改正前日の「日本海」を、別カメラで撮った写真です。

キャパが狭い場所なので夜明け前に現地に到着し、無事に場所を確保できました。
デジタルとフィルムで捉えるべくセッティングを開始しますが、狭いので三脚を2本立てることが出来ません。
そこで、三脚にクランプヘッドをかませてメインの雲台にデジタルのD300を、クランプヘッドにフィルムのF6を取り付けます。
程なくして続々と同業の方々が来られましたが、狭い場所ながらも譲り合い、和気藹々とした雰囲気で鉄談義に花が咲きました。

待つ事しばし、前走りのEF510貨物と521系普電が通過、次は最後の「日本海」がやって来ます。
約5分後、遠方の踏切が鳴り、辺りに緊張感が漂うなかファインダーを覗きスタンバイ。
やがてカーブの向こうからEF81が現れ、こちらに向かって来ました。
ここに集った全員のシャッター音が辺りに響きわたる中、「日本海」は短笛一声、軽やかに駆け抜けて行きました。

デジタルの画像はその場で確認し満足行く結果にニンマリとしましたが、フィルムを現像できたのは何と4ヵ月後(笑)
機材の重みか何かで設定した構図より少し下向きになってしまいましたが、朝陽に輝く「日本海」の姿は思い出に残る一枚となりました。


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山陽5000系が行く!

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2021.3.10  山陽電鉄本線 山陽塩屋~須磨浦公園    Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100

今日は休みで、週間天気予報からずっと「晴れ」予報!
午前中は撮影に行けるので、昨日まで仕事中も何処に何を撮りに行こうかずっと考えていました(笑)
その結果、「観梅」HMが付いている山陽3030Fを撮る事に決定。
そろそろラストランが近づいているので、最後に懐かしいHMと共にもう一カット撮っておこうという次第です。

そして今回向かったのは、いつもの山陽スマシオ。
現地には1時間ほど前に到着しましたが、すでに数名の方々が思い思いの場所に布陣されていました。
以前何度か撮った定番の場所にも先客の方が居られましたが、今回はHMを強調すべく正面狙いなので少し奥の方へ。
そこには幸いにも誰も居られなかったので、無事に場所を確保する事が出来ました。
しかし、上空には予報の割に雲が多く、太陽にも大きな雲がかかっています。
まあ、1時間もあれば雲が抜けるだろうと楽観的に考えてセッティングを開始します。

予想通り、現地に着いて30分もすると完全に雲が抜け快晴に!
否応もなくテンションが上がり、狙いの1本前の普通でHM付き5000Fがやって来ました。

さて、次はいよいよ3030F。
ところが、ファインダーを覗いているとふっと陽が翳りました。
空を見上げると、どこから現れたのかいつの間にか太陽に大きな雲が・・。
結局雲が抜けないまま、無常にも3030Fが定時に駆け抜けて行きました・・。

と言うわけで、今回の写真は狙いの3030Fではなく、前走りの5000Fです。
この5000系は未だに自分の中では「新しい電車」という認識でしたが、調べてみるとデビューは35年前。
阪急8000系よりも古いことに今更ながら気付きました。
一部の編成はリニューアルも始まっており、オリジナルのこの姿もいつまで見れるか分かりません。
3030Fが曇ってしまったのは残念ですが、トップナンバーの5000Fを良い条件で撮れたのはラッキーだと思うことにして、現地を後にしました。


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「富士・はやぶさ」の肖像

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2009.3.2  東海道本線 三島~函南    Nikon F6 AF-S ED300mm F2.8DⅡ+TC14EⅡ   RVP100 【再掲】

ついこの間年が明けたと思っていたら、もう3月になりました。
時間が経つのが早く感じるのは、やはり歳をとったせいでしょうか。

さて、今回紹介させて頂くのはブログ開設当初にも掲載した、終焉間近の「富士・はやぶさ」です。
仕事が終わって深夜の高速を爆走し、この一枚を撮ってすぐにトンボ帰りという、なんともコスパの悪い遠征でした(笑)
しかし、このかけがえのない一枚を残す事が出来たのは、まさにプライスレスですね。

東海道本線からブルトレが消えて12年・・。
ほんとに月日の経つのは早いものです。


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