久し振りの摩耶にて

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2021.5.25  東海道本線 摩耶    Nikon D500  AF-S ED300mm F2.8DⅡ   ISO100

今日は久し振りに晴れ予報の休日でしたが、朝起きたら陽は照っているものの上空には雲が多く、いつ曇ってもおかしくない状況でした。
そんなわけで撮影意欲も沸かず、午前中は相方と買い物に行くなど家庭運用をこなす事に。
しかし、昼食を食べたあと何気にSCW気象予報を見ていると、午後からは雲が切れる事が判明。
それならばと、昨日から漠然と考えていた75レを撮りに行く事にしました。

さて、その75レですが、ここのところ芦屋付近の縦アングルばかりなので、今日は久し振りに摩耶駅で撮る事にします。
しかし、摩耶駅横の建築中のマンションがほぼ出来上がっており、75レ通過時にはマンションの影が線路にかかり、以前よりアングルが制限されているようでした。
そこで、とりあえず摩耶駅に向かい、キャパが少ない駅前の駐車場が空いていてなおかつホーム端に余裕があれば摩耶で、そうでなければ芦屋で撮る事にしました。

速攻で準備して14時過ぎに自宅を出発。
途中、少し買い物をしたりして摩耶駅に着いたのは15時ちょっと前でした。
最初の関門の駐車場ですが、到着と同時に運よく1台出て行き、無事に最後の1区画に停める事が出来ました。
そして機材を担いで駅へ。
次の関門のホーム端の状況ですが、先客は誰も居らずこれもクリア。
ここで撮る事に決定しました。

ここに来るのは9ヶ月振りですが、以前のアングルではマンションの影に入りそうです。
ネット上の最近の摩耶での75レの写真を参考にさせて頂いて、以前よりも望遠気味にアングルを決定。
そうこうしているうちに到着時にはまだ多かった雲もいつも間にか取れ、太陽の方向には雲ひとつ無い快晴に!
テンションも上がり、のんびり通過を待ちます。

そして待つ事2時間、3名ほど加わった同業の方々と共に、夕陽を浴びてやって来た75レを無事に迎え撃つ事が出来ました。


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HAPPY TRAIN ほくりく

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2016.5.22  東海道本線 島本~山崎    Nikon D4s  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR  ISO100 【再掲】

今月に入って、緊急事態宣言発令や早い梅雨入りのため撮影に行けていません。
そういう訳で、今回も過去の写真(しかも再掲)で失礼します。

ちょうど5年前、大阪~金沢間で運転される「サロンカーなにわ」を撮るため、夜半から山崎へ向かいました。
多くの人出が予想されたからですが、到着時点では先客は見当たらず、置き脚立が2脚ほどあるだけ。
無事に場所を確保して、車中で暫し仮眠します。
陽が昇るころに現場に戻ると、続々と同業の方々が集まって来ました。
そして待つ事数時間、ブルトレ北陸風のヘッドマークを掲げた「HAPPY TRAIN ほくりく」を最高の光線状態で撮る事が出来ました。

その後、復路を撮るべく北陸本線へ移動。
加賀笠間付近で、純正風「なにわ」マークを付けた復路を撮って、長い一日が終わりました。

思い返せばこの時以来、ヘッドマークを付けたEF81を撮っていません。
ヘッドマークの取付が厳しくなったこともあるようですが、EF81自体あまり動いていないようです。
願わくば、またヘッドマークを掲げて颯爽と走るEF81を、北陸本線沿線で狙いたいですね。


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ロクヨンセン「あけぼの」

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2009.5.14   高崎線 本庄~岡部   Nikon D300 AF-S ED300mm F2.8DⅡ+TC14EⅡ   ISO200

今日は休みで、以前からとある撮影を計画していました。
しかし、週間予報から天気は思わしくなく、昨日の夜の段階でも回復する見込みがなかったので撮影は諦めることにして就寝。
ところが今朝目覚めると、雲が多いものの陽が射していました。
まあ、現地に向かったら曇っている可能性が高いので中止で良かったとは思いますが、なんかモヤモヤしますね・・。

さて、今回はブルトレ末期の高崎線朝錬に初めて参加した時の写真です。
東海道からブルトレが撤退して、ここ高崎線での夜行3連チャンが注目されていました。
関西からは遠く二の足を踏んでいたのですが、このころ雨などでなかなか撮影に行けなかった欲求不満が爆発!
唯一晴れ予報の休みの日、この時期しか撮れないので思い切って遠征する事にしました。

前日の夜、日が変わる前に出発。
しかし、名神集中工事のあおりで中国吹田付近から大渋滞・・。
近畿道に逃げて、西名阪~名阪国道~伊勢湾道~中央道~上信越道とひた走り、岡部~本庄のポイントに着いたのは日の出間近の4:30頃でした。

雲ひとつ無い晴天のためか、平日にも関わらず10数名くらいの方々が既に集結されていてびっくり!
定番のサイド狙いの場所はすでに満員御礼状態でしたので、望遠で正面から抜く事にしました。
幸いにも正面狙いの場所にはお一人しか居られなかったので、挨拶してご一緒させてもらいます。
前走りの貨物でアングルを確認し、「能登」「北陸」と無事に撮影することができました。

少し時間をおいて「あけぼの」がやって来ますが、「北陸」で丁度いい感じに収まったアングルでも両数が多い「あけぼの」では後が切れてしまいそうでした。
しかし、既にこの場所も身動きができない状態。
この画面のすぐ右は架線柱、左は特殊信号発光機というギリギリの構図で、左右どちらにも少しも振ることが出来ません。
こうなったら後は切れるのは仕方がないと諦め、出来るだけ引きつける事にしました。

そうこうしている内に近くの踏切が鳴り出しスタンバイ。
ロクヨンセンがファインダーに飛び込んできてどんどんこちらに向かって来ます。
逸る気持ちを抑え、充分引き付けて連写開始!
そして6時前にして今回の撮影は終了、翌日は仕事のため早々に帰路につきました。

画面からはみ出る直前のコマが今回紹介する写真ですが、少し後が切れたもののロクヨンセンの迫力ある姿を捉える事が出来たと思います。
そして、この時の撮影結果を踏まえて、次に訪れた時は立ち位置と機材を若干変更。
その結果が、以前紹介したこの「茶釜あけぼの」でした。


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快走!103系8連

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2010.5.9  関西本線 郡山~大和小泉   Nikon D300  AF-S ED80-200mm F2.8D  ISO280 

今から11年前のこの時期、新大阪~奈良間に381系臨時特急「まほろば」が運転されていました。
以前紹介しましたが、今回はまほろばではなく、「ついで」に撮った103系です。

この日は、夙川カーブでPF牽引72レから撮影開始。
その後、梅田貨物駅付近で奈良行き「まほろば」を撮って、折り返しを狙うべく関西本線へ向かいました。
大和小泉のポイントは初訪問なので少々迷いましたが、無事に到着。
ここで「まほろば」までにやって来るのは、201系や221系、そして103系です。

その103系と201系(そして一部の221系)には、当時物議を醸した「せんとくん」が描かれた、奈良デスティネーションキャンペーンのHMが掲出されていました。
正直、あまり好みではないデザインだったのですが、付いている物は仕方ありません。
あまり撮った事が無かったウグイス色の103系と201系をこの機会にどんどん撮っていきます。

そしてここに到着してから約4時間後、[まほろば」がやって来て撮影終了。
撤収しようとすると、隣で撮っていた方から30分後に103系8連の快速が来る事を教えて頂き、延長戦に突入することにします。

そして、30分後。
薄雲がかかった淡い夕陽に照らされて、HM無し8連の103系がやって来ました。

実はこの日の「まほろば」は快晴で撮れたものの、先頭車両側面に架線柱の影をかけてしまい、イマイチな結果に。
しかし、103系は薄雲がかかったおかげで影が目立たず結果オーライでした。

因みに以前紹介した「まほろば」は、後日リベンジで再訪した時の写真です。
この時も103系8連を撮るつもりでしたが、まほろば通過後に急速に曇ってきたので撮影を諦めて撤収しました。
そのため、ウグイス色103系8連はこれが唯一の記録となり、貴重な1枚になりました。


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大桑を行く「カラシ」

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2004.5.8 中央本線 大桑~須原   Nikon F4s AF-S ED80-200mm F2.8D  RVP F

17年前のGW明け、ブルトレ撮影のため根府川へ遠征していました。
早朝のブルトレを撮影後、即撤収して帰路がてら中央西線へ向かい、午後の西線貨物を撮影したあとは大桑の道の駅でマルヨ。
翌朝、5883レ狙いで伊奈川鉄橋に向かいました。

この時は運用を調べていなかったので、どの組み合わせで来るのか楽しみに待つ事にします。
原色重連がベストとは言え、先頭が原色なら御の字やな~、と待つ事しばし。
やがてやって来た5883レは、「カラシ」こと広島更新色の67号機と原色78号機の重連でした。
少々がっかりしながらも、ロクヨン唯一の「カラシ」。
「まあいいか。」と、静かにシャッターを切りました。

このように、個人的に「カラシ」は嫌いではないものの、さほど好みでもありませんでした。
中央西線には結構通い続けましたが、結局カラシの67号機を先頭で撮ったのはこの時だけ。
しかし今改めて見ると、カラシのロクヨンも案外カッコよく、撮っておいて良かったと思います。

現在残る唯一の「カラシ」、新鶴見のPF2127号機もそういうわけで全く撮っていません・・。
(改番前の1127号機の時は何度か撮っていますが。)
今度休みと関西入りが重なったらぜひ撮りに行こうと、この写真を見て思った次第です。


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大糸線を行く「しなの」

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2008.5.4  大糸線 南大町~信濃常盤   Nikon F6 AF-S ED80-200mm F2.8D  RVP100

今日はこのGW中唯一の休みです。
天気も良く絶好の行楽日和ですが、この状況なので近所の公園で娘と体を動かす程度になりそうです。

13年前のGWは、381系臨時「しなの」と高崎夜行狙いで、中央西線~大糸線~信越本線~高崎線と遠征していました。
遠征初日は中央西線大桑鉄橋で、ロクヨン重連5883レと381系「しなの」などを撮影。
天気も良く最初の目的は達成しましたが、大桑で381系「しなの」を撮るとパノラマ車が先頭になります。
これはこれでいいのですが、やはりオリジナルの先頭車も撮りたくなりました。
夕方に折り返してくるのを撮ればいいだけですが、明日は北関東で撮影予定なので出来るだけ先に進みたいところ。
そこで、折り返し直後の大糸線内で迎え撃つ事にしました。

しかし、大糸線の電化区間の撮影地は全然知りません。
大桑から国道19号を北上し松本市内に入ると、大糸線沿いにクルマを走らせロケハンを開始します。
しかしなかなか良い場所が見つからず、有名な安曇沓掛~信濃常盤のお立ち台まで来ましたが、ここでは通過時には面に陽が当たらなさそうです。
地図を見ると、この先に若干西に線路が向いている場所があるのでそこに向かうと、小さな踏切がありました。
近くの広い場所にクルマを停めて踏切に近づくと、なかなかいい感じ。
先客の方がお一人居られたので挨拶してご一緒させて頂きます。

到着して1時間ほどすると、E257系「あずさ」がやって来たので、これを練習電にしてアングルを調整します。
そして15分後、今度はオリジナルのクハを先頭にした381系「しなの」がゆっくりとやって来ました。

完全に面に陽が当たってはいませんが、限られた条件下でそれなりに満足して撤収開始。
翌日の目的地に向けてクルマを東に走らせました。


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