2022.4.20 伯備線 黒坂~根雨 Nikon D500 AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ ISO100前回の続きです。
「やくも8号」を最高の条件で撮影して即撤収、近くの道の駅に入り、この後の撮影プランを練ることにします。
次の狙いは折り返しの「やくも9号」でしたが、当初予定していなかった3084レが国鉄色のロクヨンなのでこれを絡めるとなると・・。
ないアタマをフル回転させて考えます。
「やくも9号」は順光になるところが殆ど無く、この近くの根雨のカーブがわずかに正面にも陽が当たるかな・・、と言う程度。
ここで9号を撮るのは決定なのですが、ここで撮ると3084レまであまり時間がありません。
なので、根雨付近の撮影場所を何箇所かピックアップして、その時の状況で場所を選択することに。
そう決めたら急に睡魔が襲ってきたので、1時間ほど仮眠をとることにしました。
スマホのアラームで目が醒めて、根雨のカーブへ向かいました。
10分ほどで到着すると、先客がお二人居られたので挨拶して後から抜かせてもらうことにしました。
しかし、昼頃からあれだけ晴れ渡っていた上空に雲が湧きだして来ました。
まあ、予報は快晴のままなので気にはしていなかったのですが、9号の通過時間が迫るにつれてどんどん雲が広がっていきます。
そして、通過15分ほど前には大きな雲の塊に太陽が入ってしまいました・・。
まあ、どうせ正面には殆ど陽が当たらないので曇られてもいいや、と開き直っていると、ひょこっと太陽が雲の隙間から顔を出しました。
通過まであと2~3分、雲の流れと隙間の大きさから見ると何とか間に合いそうです。
露出の設定を晴れた時の設定に戻すと、間もなく踏切が鳴り出しスタンバイ。
やがて端整な非貫通型クハを先頭にした「やくも9号」が、颯爽とファインダーに飛び込んで来ました。
予想通り、正面にはわずかに陽が当たる程度。
しかも、前走りの7号が4両だったのでそれをもとに6両のアングルを決めたのですが、最後部がなかなか入ってきません。
「やばい、切れる・・!」
と思いながら連写を開始しました。
プレビューで確認すると、先頭がはみ出る寸前のコマでなんとか最後部も入ってくれました。
そういうわけでカツカツながらも無事に9号の撮影が完了。
3084レはこのカーブの反対側で狙う事にして移動します。


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