2022.7.1 山陽本線 東姫路 Nikon D500 AF-S 200-500mm F5.6E ED VR ISO800前回の続きです。
上川口で「West Express 銀河」を撮影後、復路を狙いに国府~江原のストレートへ向かう予定でした。
しかし、平日にも関わらず思ったより撮影者が多く、今から向かっても恐らくベストポジションは確保出来ないでしょう。
と言うより、そもそも今はそこで撮影出来るのかどうかも分かりません。
新たな場所をロケハンする事も考えましたが、この暑さの中うろうろするのも・・。
そこで思いついたのが、東姫路での75レ撮影でした。
実は、
前回撃沈した後日、一度撮影するチャンスがありました。
その日は昼間から薄雲が広がっていたので、あまり期待はせずワンチャン狙いで出撃したのですが、やはり曇ってしまい撃沈。
しかし、今日はところどころに小さな雲が浮かんでいる程度で、薄雲もありません。
奇しくも、今日を含めた数日間は一年中でもっとも日の入り時刻が遅くなっています。
となれば、チャレンジするしかありません。
3度目の正直を信じて、東姫路へ向けてクルマを走らせました。
通過3時間前の16時に東姫路駅に到着し、クルマを駐車場に入れてホームへ。
太陽の沈む方向に積乱雲のような雲があるのが少々気になりますが、あいかわらず快晴でクソ暑いです。
水分を取ったり日陰で待機したりしながら約1時間半遅れの5085レや新快速などを撮っていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
そして、だんだん陽が赤みを帯びてくる頃には懸念していた雲も移動し、太陽の方にはまったく雲がありません。
「これは・・、いけるかも!」と期待が高まります。
やがて、以前の75レの通過時刻にやってくる5061レが、見事なエロ光で通過。
これが75レだったら言う事なしなのですが、今となっては仕方ありません。
その後、だんだん陽が弱く、そして赤くなってきてさらに待つこと20分。
薄っすらと赤い夕陽を浴びて、75レが鉄橋を渡ってきました。
列車が横を通過するのを見送った後プレビューを確認すると、陽が沈む直前の淡い夕陽に照らされるPFの画像が映し出されました。
正直言うと、もう少し光量があればとも思いますが、日の入りが一番遅い上にまったく雲がかかっていない最高の条件なので、これ以上の結果は望めません。
それよりも、ずっと思い続けていた写真が撮れた満足感と「東姫路の呪縛」からの解放感で一杯!
早朝からの撮影の疲れも一気に吹き飛び、意気揚々と帰路につきました。


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