1994.9.1 東海道本線 刈谷 Canon AE-1P TAMRON SP70~210mm F3.5 RDⅡお盆頃からすっきりとしない天気が続いたまま8月が終わろうとしています。 結局、今月の撮影は職場の健康診断のついでに撮った北条鉄道キハ40だけでした。 と言うわけで今回も過去写真からです。 前回紹介した「つるぎ」を新潟で撮影して、その夜の「ムーンライト」で東京へ。 翌日は一日東京近郊を撮り歩き、その夜の大垣夜行で帰路につきました。 そして翌朝、刈谷駅で下車。 ここでブルトレが減速すると聞いて、帰りがけの駄賃に東海道ブルトレを撮ろうと思ったためです。 誰もいないホーム端で撮影を開始すると、早速「はやぶさ」がやって来ましたが早朝の上曇っていたので撃沈。 その後も117系や211系などがやって来ましたが、露出があがりません。 しかし、陽が昇るにつれて雲が切れだし、朝陽が差し込むようになりました。 そして、「みずほ」「さくら」と2本のブルトレを快晴で撮影し、この旅の最後を有終の美で飾ることができました。 さて、「みずほ」ですが、この3ヵ月後の12月の改正で残念ながら廃止されてしまいました。 東海道ブルトレで早々に廃止されたため、「みずほ」の写真はあまり撮ることが出来ず、まともに走行写真を撮れたのはこの1枚のみ。 それだけに思い入れのある1枚となりました。  
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1994.8.30 信越本線 古津~矢代田 Canon AE-1P TAMRON SP70~210mm F3.5 RDⅡ今日は休みで、晴れたら早朝だけでも74レの撮影に行こうと思っていましたが、あいにくの天気・・。 華麗に寝坊して、今から家庭運用です。 と言うわけで今回も過去写真から、トワ釜牽引の「つるぎ」です。 大学生の頃の夏休み、青春18きっぷを利用して前日大垣夜行で東京に到着し碓氷峠へ向かいました。 碓氷峠で日中撮影したあと東京に戻り、その夜の「ムーンライト」で新潟へ。 新潟到着後、古津~矢代田のポイントへ向かいました。 ここでの狙いは、「つるぎ」。 大阪着が早いのでなかなか関西では走行が撮りにくい列車でしたが、夏場なら新潟側で順光で撮れます。 そして当時の撮影地ガイド本を見て、ストレートでなおかつ駅から至近のこのポイントに決めた次第です。 現場に到着して早速撮影準備にかかりますが、「つるぎ」まで前走りの列車がないのでいきなり本番です。 狭い踏切脇で先客の方と談笑しているとあっという間に通過時間に。 やがて踏切が鳴り臨戦態勢に入ると、ファインダーにトワ釜が飛び込んで来ました。 この後もしばらくここで撮影しましたが、EF64やEF81牽引の貨レ、新旧新潟色115系、そして国鉄急行色165系が撮れて大満足。 この夜の「ムーンライト」で東京へ戻るまで、新潟付近の撮影と乗り鉄を堪能しました。  
2000.8.27 山陽本線 塩屋~須磨 Canon EOS-3 EF300mm F4L IS USM RDPⅢ【再掲】 ここのところ天気が悪い上に家庭運用でなかなか撮影に行けません。 まあ、毎年の事ですが、夏休み中は家庭運用優先ですから仕方ありませんね。 と言うわけで、今回も過去の写真、しかも再掲で申し訳ありません。 22年前になりますが、スマシオで捉えた485系リバイバル「はと」の回送です。 前日に新大阪~博多間で運転されたリバイバル「はと」ですが、上郡付近で狙ったものの天気が悪くイマイチの出来・・。 がっかりしたものの、博多に到着した「はと」はすぐに折り返し回送されるとのことなので、ヘッドマークは付けたままと推測し、その回送でリベンジを果たすことに。 そして翌日、予報とおり晴れることを祈って早朝からスマシオへ向かいました。 恐らく今なら前夜から激パになるところですが、バイクで夜が明けた頃に到着しても先客はお一人。 それでもブルトレや貨物などを撮っていると、どんどん同業の方々が集まって来ました。 そして待つこと数時間、快晴のスマシオに姿を現したボンネット「はと」を最高の条件でGET、無事に前日のリベンジを果たすことが出来ました。  
1991.8.18 東海道本線 山崎~神足 Canon AE-1P FD200mm F4 RDPお盆も終わり、夏も終盤になってきました。 しかし、猛暑はまだまだ続きそうでうんざりです・・。 まだ学生だった80年代中盤~90年代初め頃、夏休み、特にお盆頃は多種多様な臨時列車が走っていました。 今回紹介するのはそのうちのひとつ、臨時特急「金星」です。 大学に入って最初の夏休み、この日は吹田機関区公開日で、その行きがけの駄賃に早朝から山崎付近で撮影していました。 「あかつき」「彗星」「なは」「日本海」「雷鳥」「たかやま」など今となっては懐かしい定期列車がどんどんやって来ます。 それに加えて甲子園臨や、「霧島」「ちくま」「ムーンライト九州」「シャレー軽井沢」「ナインドリーム甲子園」などの臨時列車も。 そのなかでも特に異彩を放っていたのは、臨時特急「金星」でした。 もともと「金星」は583系で運転されていましたが、10年ほど前の小学生の時に廃止されたので撮ることはもちろん、見ることさえ出来ませんでした。 その後、多客期に14系客車で臨時特急として運転されていましたが、JRになってからはJR東海のEF65が牽引することに。 そしていつ頃からか、「金星」のヘッドマークが付くようになりました。 国鉄時代は客車を牽引することが無かったEF65の0番台がヘッドマークを付けて客車を牽引する姿はぜひ撮りたいものでした。 実はこの1週間前に、18きっぷを利用して 初めて碓氷峠を訪れたのですが、その行き帰りに名古屋駅で臨時「金星」に遭遇。 しかし、駅撮りのうえ往路は夜、復路は曇りで満足の行く出来ではありませんでした。 それだけにこの日の撮影には気合が入り、晴れ間に走行を撮れて大満足だったのを覚えています。 今見てみると、いろいろ突っ込みどころが多くお恥ずかしい出来ですが、30年前の良き「思い出」として紹介させて頂きます。 
2012.8.17 北陸本線 敦賀~新疋田 Nikon D300 AF-S ED28-70mm F2.8D ISO200世間はお盆休みに入りましたが、お盆期間中の休みは今日のみ。 しかし、相方は仕事なので今日は一日子守です(笑) 今回紹介するのは、かなり以前に紹介した「日本海」の写真の次コマです。 (ネタがないのでほぼ再掲ですが、ご容赦ください・・) 敦賀市内にある祖父母のお墓参りがてらに、この春に定期運行が終了した「日本海」の臨時運行を撮りに行くことにしました。 鳩原ループのトンネルを抜けた先にあるこのポイントはインカーブからキレイに撮れるのですが、9両編成以上だと木で後ろが隠れてしまいます。 そのため、定期運行時の「日本海」をここで撮ることは無かったのですが、臨時運行は機関車込みで8両とちょうど良い長さ。 臨時「日本海」を撮るならココ!と迷わずこのポイントに向かいました。 7時半ごろに麓の広場に到着、そこにクルマを置き機材を担いで山道を15分ほど歩いて現場に到着しました。 先客の方が居られたので挨拶してご一緒させてもらいます。 すると早速サンダーバードがやって来ましたが、切り位置にはまだ木の影がかかっています。 しかし、「日本海」通過30分前に通過したEF81牽引の貨レで何とか影が抜けてくれました。 そして、前走りの「しらさぎ」でアングル等を最終チェック。 その15分後、短笛を鳴らして「日本海」が颯爽とやって来ました。 余談ですが、この時ご一緒させて頂いた方が、この年の春に発売されたばかりのNikon D4を使用されていました。 撮影現場でD4を見かけたのはこの時が初めてで羨望の眼差しで見ていましたが、まさかこの3年後にマイナーチェンジ版のD4sを自分が使うことになるなんて当時は夢にも思いませんでした。 今から思えば、無理してD4sを導入したのは、この時の印象が強かったためでしょうね。 
2022.8.2 北条鉄道 田原~網引 Nikon D4s AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ ISO100前回の続きです。 余韻に浸る間もなく、すぐにキハ40は粟生から折り返してくるのであまり移動が出来ません。 逆側は逆光のうえ「スズムシ列車」のヘッドマークが付いているため、サイドから流し撮りをすることにします。 先ほどの場所から少し離れた場所に陣取ると、すぐに踏切が鳴り出しました。 しかし、太陽は雲に隠れてしまったうえ、撮影したあとに気付きましたが線路のこちら側に電線があり車体に被ってしまい撃沈。 暑いなか急いで撤収してクルマに逃げ込みます。 さて、この時点でまだ10時過ぎ。 最初は1本撮ったら帰るつもりでしたが、折角なのでもう1本撮ることにしました。 北条町方面へクルマを走らせロケハンを開始し、法華口までやって来たところでキハ40が北条町から出発する時刻に。 ここまでに何箇所か良さげな場所を見つけましたが、そのなかでもっとも気に入った田原駅付近で撮る事にしました。 田原駅前にある大きな木をバックに撮ることにしますが、木の後ろに電柱があり結構目立ちます。 その電柱が木に隠れるように構図をとると、今度は画面左側に電柱と電線が・・。 立ち位置を前後しながら四苦八苦してようやくアングルを決定すると、あと5分もせずに列車がやって来る時間に。 そして定刻、田原駅で新たに乗客を乗せたキハ40がゆっくりと加速してこちらにやって来ました。 こうして北条鉄道初撮影は無事に終了。 ロケハンしてみて分かったのですが、本当にロケーションが良いので、今後も四季折々キハ40を訪ねてみようと思いながら帰路につきました。  
2022.8.2 北条鉄道 網引~粟生 Nikon D4s AF-S ED300mm F2.8DⅡ+TC14EⅡ ISO100今日は休みでしたが、毎年恒例の健康診断で朝から職場へ行く羽目になりました。 診断自体は数十分で無事に終わりましたが、これから仕事に入る同僚を尻目にそそくさと退社。 せっかく休日に職場まで来たのですから、この機会に職場にわりと近い北条鉄道へ向かいました。 正直、今まであまり興味が無かった第三セクターの鉄道ですが、周知の通り五能線のキハ40が入線したことで気になる存在に。 しかし、北条鉄道は非常にロケーションが良く、普段から「作品」を撮り続けられている方が多い路線です。 それ故、キハ40フィーバーでミーハーに訪れるのにも抵抗があり、今まで静観していました。 それでも、興味があるのならば撮れるチャンスがあれば撮っておくというのもまた真理。 あまり難しく考えずに、とりあえず「様子見」という事で訪れることにしました。 北条鉄道の撮影ポイントは全く知らないのですが、以前に偶然通ったことがある粟生駅付近の線形がアタマにありました。 確か東に向かっていた線路が南に向かって大きくカーブしているので、午前中はアウトから順光で撮れるはず。 果たして現地に着いてみると、予想通りいい感じで撮れそうです。 キハ40とのファーストアプローチはその「面構え」を拝むこととして、面縦で撮ることにしました。 線路脇の低い築堤に茂っている夏草をかわすために脚立を用意し、その上に立つと目の前は一面「緑」! ファインダーの中がその緑一杯になるようにセッティングしてあとは通過を待つだけですが、暑くて汗が滝のように流れます。 時折、流れが速い雲に日差しがさえぎられてヒヤヒヤしますが、通過直前に太陽は晴れゾーンに入り勝利を確信。 近くの踏切が鳴り出す前に、遠くに光るヘッドライトを確認しスタンバイします。 やがて軽快にやって来たキハ40がファインダーに飛び込んできて連写開始! こうして、五能線色の北条鉄道キハ40との初対面を無事に果たせました。  
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