在りし日のPF2127号機

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2007.1.31  山陽本線 三石~上郡   Nikon F6 AF-S ED80-200mm F2.8D  RVP100

先日の大雪の影響で今週は非常に仕事が忙しく、今日は休みで好天でしたが撮影に行く気力がありませんでした・・。

今やEF65は絶滅危惧種で、3月の改正で四国運用の消滅が噂されています。
そのPFのなかでも、ただ1両の存在で絶大な人気を誇るという広島更新色の2127号機。
しかし、個人的にはそれほど好きな塗装ではないので、わざわざ狙って撮ることはありません。
なので、撮影記録を見ても2127号機になってからは一度も撮っていませんでした。

今回紹介するのは、2127号機に改番される前の岡山機関区所属時代に撮った、1127号機牽引の2082レです。
当時の岡山機関区には、一般形・PFともに様々な塗装のEF65が所属しており、広島更新色もこの1127号機以外にも1093号機など数機が存在していました。
そういう訳で特に珍しい存在でもなく、この時も好きだった原色や試験塗装機ではなく少々がっかりした記憶があります。
結局、これが最後の1127号機の撮影となり、前述した通り2127号機に改番されてからは撮ることはありませんでした。

しかし、こうして改めて見てみると、広島更新色のPFも結構カッコいいですね。
3月の改正での新鶴見PFの動向が注目されますが、もし四国運用が残ってくれたら、ぜひ朝の須磨浦で撮ってみようと思います。


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残陽に照らされて

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2023.1.19  阪急電鉄京都本線 上牧~高槻市    Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR   ISO500 

前回の続きです。

5087レを無事に撮影すると即撤収、阪急京都線の「梶原上三番踏切」に向かいました。
今日の撮影はここがラストです。
天気は相変わらず快晴ですが、天王山の方向には大きな雲の塊が・・。
「もってあと1時間くらいかな・・。」と思いながら撮影を開始。
案の定、時間が経つにつれてどんどん雲の塊が太陽に近づいてきます。

ところが、撮影に夢中になってふと気付くと、到着してから1時間以上経っているのに全く陽射しが陰りません。
久しぶりに太陽のほうを見てみると、太陽の周りには全く雲がありませんでした。
思わぬ誤算に喜びながら撮影を続行、やがて陽光は赤みを帯びてきて、いわゆる「エロ光」になってきました。

そして日没間際に一気に露出が落ち、これで終了かと思い太陽のほうを見ると、小さな薄雲に入っただけ。
すぐに抜けると、今まで以上のオレンジの強い光線が辺りを照らし出しました!
そして程なく踏切が鳴り出して、遠くから前照灯が見えてきました。
しかし、その光はLEDの白い光ではなく、赤みを帯びています。

「3300系!」

それは、ここに来てすぐに遭遇して以来2時間半近く出会わなかった3300系でした。
気合いを入れてファインダーを覗きスタンバイ。
フォーカスポイントが車番付近を捉えると連写開始!
プレビューを確認すると、オレンジ色に染まる3329Fが映し出されていました。

この直後、太陽は雲に入ってしまい、わずか2分後に来た特急にはもう光は当たりませんでした。
これで今日の撮影は終了。
満足感に浸りながら、帰路につきました。


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冬晴れの山崎にて

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2023.1.19  東海道本線 山崎~島本    Nikon D500  AF-S 200~500mm F5.6E ED VR(×1.3クロップ)  ISO100

前回の続きです。

「ひだ25号」の次のターゲットは、PF牽引の5087レです。
時間は充分あるので伊吹山バックで、といきたいところですが、滋賀県東部の天気予報は「くもり」。
滋賀県南部は「晴れ」なので、とりあえず琵琶湖線沿線に向かうことにしました。

快晴の京都市内を抜けて大津市に入ると、途端に雲が多くなってきました。
そして、向かう東の方の空一面に雲が立ちこめています。
このまま進むかどうするか‥。
守山まで来ましたが、既にここはもうドン曇りなので少し早い昼飯を食べながら考えます。

このまま東へ向かっても晴れる見込みは無さそう。
それなら晴れ間のあった大津付近に戻ったほうがいいと判断し、来た道を戻ることにします。
しかし、少しのんびりし過ぎて通過時刻が迫ってきた上に、先程は晴れていた大津付近の空には既に晴れ間はありませんでした。
付近の踏切を巡り、タイムアップ寸前に撮れそうな所を見つけてスタンバイ。
やがて曇天のなか5087レが駆け抜けていきました。

がっかりしましたが、5087レは京都貨物駅でバカ停するのでまだチャンスはあります。
守山から高速に乗って、朝居た山崎へ舞い戻ることにしました。
京都市内に入ると再び青空が戻ってきて一安心。
そして山崎の現場に着いたのは、通過20分ほど前でした。

今度の改正で去就が注目されるPFだけに先客が居るだろうと覚悟していましたが、付近には誰も居らず拍子抜け。
急いでセッティングして、スタンバイすること十数分。
冬場の柔らかい陽射しを浴びて5087レが颯爽とやって来ました。


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力走!ひだ25号

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2023.1.19  東海道本線 山崎    Nikon D500  AF-S 200-500mm F5.6E ED VR   ISO200 

久し振りの平日連休2日目、予定通り朝から撮影に行ってきました。  

いつもの出勤時刻とほぼ同じ頃に出発し、山崎駅へ向かいます。
狙いは、今度の改正で定期運用から撤退するキハ85系の「ひだ25号」です。

キハ85系は、かなり前ですが大阪から岐阜まで乗ったこともあり、JR型のなかでも比較的好きな車両です。
撮影に関しては、かつて「なは・あかつき」廃止前に山崎駅端に通っていた頃に面縦で撮ったことがある程度。
本来なら高山本線で撮るべきなのですが、そこまで行く気力と財力が無いので、大阪「ひだ」を狙う次第です(笑)

8時前に山崎駅に到着し、駅前の駐車場にクルマを入れてホームへ。
予報通りの快晴で、平日にも関わらず既に5〜6名の方々がホーム端にスタンバイされていました。
前述した通りここで面縦で撮った事はあるので、今回は少し後ろから望遠で編成を狙うことにします。

一脚でレンズを支えながら来る列車でアングルを調整していきますが、架線柱の影やバックの処理に四苦八苦します。
そうこうしているうちにあっという間に通過時刻に。
ちょうど下り外線に列車がやって来てしまい、足回りに少しその影がかかってしまいました‥。
また、少し傾いてしまったのとスカートにも架線柱の影がかかってしまったので、今回紹介するのは、ベストの切り位置のコマの一コマ前の写真です。

そういう訳でベストの出来ではないものの、朝陽を浴びて力走するキハ85を撮ることが出来たので一安心。
「ひだ25号」通過後も、「サンダーバード」や「はるか」等を少し撮って次の撮影に向かいました。


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今年初めての御影S字にて

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2023.1.18  阪急電鉄神戸本線 御影~岡本    Nikon D4s  AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO200

今日明日は珍しく平日の連休です。
明日は予報では天気も良いようなので撮影に行くつもりですが、今日は曇り時々晴れとのこと。
家族も仕事と学校なので、一人家でのんびりしようと思っていました。
しかし、起きた時にはドン曇りだったのが、やがて西のほうから晴れ間が広がってきましたので、とりあえず出撃することにしました。

向かうは今年初の阪急神戸線御影S字です。
9時頃に現地に着くと、バリ晴れ!
早速撮影を開始すると、程なく普通運用ですが狙いの8002Fがやって来ました。
その後も特急運用の8000Fなどが撮れましたが、1時間ほどすると薄雲がかかりだしてきました。
その頃にやって来たのが、1月恒例の「西国七福神めぐり」HMを付けた9000F。
これを潮時に少々早いですが今日の撮影は終了。
明日はどこで何を撮ろうか考えながら帰路につきました。


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2023年初撮り「やくも」

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2023.1.12  山陰本線 直江~出雲市    Nikon D4s  AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO200

本日ようやく今年の初撮りができました。

今日は休みでしたがもともと撮影の予定は入れておらず、来週の休みにとりあえず近場の阪急か神鉄で初撮りするつもりでした。
しかし昨日の朝、出勤前にテレビの天気予報を見ていると、明日(つまり今日)までは西日本は「快晴」マークがずらり!
冬場はなかなか晴れない山陰も快晴となると、「やくも」狙いで遠征したい気持ちがむくむくと湧いてきました。

国鉄色381系の簡易貫通型は何度か順光で撮れていますが、オリジナル非貫通型はまだ完全順光で撮れておらず。
伯備線内ではなかなか順光で撮れませんが、山陰本線内なら陽の短い時期にキレイに順光で撮れる場所が何ヵ所かあります。
昨年秋頃から虎視眈々と機会を狙っていましたが、なかなか休みと天候と都合が合わないまま冬になり年を越してしまいました。
前述したように、冬になるとなかなか日本海側は晴れず遠征するにはリスクが高いので、今回の快晴の御神託を逃すと今シーズンはもう行く機会が無い可能性が大。
また、昨年末に鉄仲間のW氏から報告頂いた「やくも9号」の素晴らしい完全順光の作品にも触発され、急遽出撃することにしました。

今回は「やくも9号」一発狙いなので、朝はゆっくりと起きて8時前に自宅を出発しました。
雲一つない快晴のなか、のんびりとドライブを楽しみながら出雲市駅手前の斐伊川橋梁に着いたのはちょうど12時。
平日ですが、すでに3名の方がスタンバイされていました。
挨拶してこちらもスタンバイ開始、試行錯誤してアングルを決定すると、風は強いものの暖かくて心地良い気候のなかのんびりと「やくも9号」の通過を待ちます。

そして待つこと2時間、通過30分前に突如流れてきた雲の襲撃に怯えながらも、無事に快晴のなか「やくも9号」を捉えることができました。
非常にコスパは悪いものの、初撮りは大成功!
今年一年、今回のように晴れ間に恵まれるように祈りながら現地を後にしました。


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DE10が牽引する大サロ「大社臨」

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2004.1.10  伯備線 伯耆大山~岸本    Nikon F4s  AF ED300mm F2.8S(New)   RVP F

今日は休みで晴天ですが、家庭運用てんこ盛りで撮影に行けません。
さてさて、初撮影はいつになるやら・・。

という訳で今回は過去の写真から。
かつて正月明けの初詣臨として頻繁に運転されていた「大社臨」です

それらを狙いに伯備線へ遠征した2004年は、「岡サロ」「ゆめじ」「ワカ座」「大サロ」「旅路」など多様な車種で運転されていました。
しかし、この日に晴れ間で撮れたのは以前紹介した「旅路」とこの「大サロ」のみ。
「岡サロ」と「ワカ座」はDD51牽引でしたが、なぜか「大サロ」はDE10が牽いて来ました。
小さなDE10が単機で「大サロ」フル編成を牽引する姿は、後にも先にもこの時しか目撃していません。
それだけに写真の出来はともかく、貴重な記録を残すことが出来た事に満足しています。


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謹賀新年

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2022.1.5  阪急電鉄神戸本線 御影~岡本    Nikon D500  AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO125
 
あけましておめでとうございます。

元旦から仕事のためご挨拶が遅れましたが、今年も拙ブログを宜しくお願い申し上げます。
甚だ簡単でございますが、取り急ぎご挨拶まで。



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[ 2023/01/01 21:04 ] 阪急電鉄 | TB(0) | CM(4)