2023.2.17 東海道本線 野洲~守山 Nikon D4s AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ ISO200前回の続きです。
山崎でキハ85系「ひだ25号」を撮った後、早いですが5087レ狙いで琵琶湖線沿線へ向かいます。
のんびりクルマを走らせて現地に着いたのは11時前。
上空には薄雲が多いですが概ね晴れており、早速来る列車を撮っていきます。
すると、しばらくして草津方面からHC85がやって来ました。
まったくノーマークでしたが、そういえば連日常務員訓練で走っているなぁ、と初めて実際に見るHC85の姿を見送ります。
その後、昼食を取りにいったん現場を離れて戻ってくると、米原方から先ほどのHC85が戻ってきました。
しかし、戻って来たばかりだったのでカメラにたどり着けず「見る鉄」に・・。
本運転では撮れない時間帯に順光で撮れるチャンスを逃して少々落胆しましたが、気を取り直して撮影を再開します。
すると、15分ほどしたらまた後ろからHC85が!
試運転のダイヤなぞ全然知らず、京都か大阪まで戻るのだろうと思っていたのですが、草津で折り返して来たようでした。
その後、太陽の周りには大きな雲の塊が次々と襲来し、やって来た貨物列車はことごとく曇られました。
そして、本命の5087レも・・。
三度目の正直は成らず、でした。
本来なら、この後5087レを追いかけて山崎でもう一回撮る予定でしたが、落胆のあまりその気力がなくなりました。
皮肉にも5087レ通過後に雲が切れ、快晴に。
しかし、この後はしばらく貨物列車は来ません。
そこでふと思いついたのが、先ほど再び上って行ったHC85でした。
ネットで情報を集めると、彦根か米原かどこかで折り返してあと45分ほどでやって来る可能性があります。
(帰宅してから判明しましたが、草津~河瀬で2往復するダイヤでした。)
せっかくここまで来たのでダメ元で待ってみることにしました。
通過予想時刻が近づいてきたのでスタンバイしていると、後ろから列車がやって来る気配が。
振り返ると、守山駅を出発した普通がゆっくりとこちらに向かって来ました。
ぼーっとしてその様子を眺めてふと我に帰ると、上り方にヘッドライトの光が。
「裏被り!?」
慌ててファインダーを覗くと、225系が加速しながら通り過ぎて行きます。
そして225系が完全に抜ける前に、HC85がファインダーに飛び込んで来ました。
結果は御覧の通り。
顔の横はクリアしましたが、後ろは裏被り。
そして、慌てたためシャッターを切るタイミングが少し遅れて顔の横がカツカツになりました。
それでも、本運転が始まると撮れないアングルを晴れ間で撮れたので満足。
5087レ撃沈のショックも少し解消され、現地をあとにしました。
さて、撃沈続きの5087レですが、恐らくダイヤ改正までに撮る機会はもう無いと思われます。
それだけに、今回の改正でも新鶴見PFの四国運用が残ってくれることを切に願う次第です。


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