五月晴れの伯備線へ! 【その2】

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2023.5.9  伯備線 黒坂~根雨   Nikon D500  AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ  ISO100

前回の続きです。

いつまでも落ち込んではいられないので、このあとの行動を考えます。
朝のミスをカバーするためには、午後の撮影を成功させるのが絶対条件となります。
という事は、スーパーやくも色の20号と国鉄特急色の24号を何よりも優先しなければなりません。
それには当初の予定通り、光線状態の良い下石見界隈での場所の確保が必須。
今日は平日とは言え、天気が良いせいかすでにあちらこちらで同業者を見かけています。

思案した結果、一番撮りたい国鉄特急色のオリジナル非貫通クハ先頭でやって来る9号を今回は捨てることにします。
それは、9号が順光になる米子以西の山陰本線まで行ってしまうと、戻って来るのに時間がかかり場所が確保できない恐れがあるためです。
また、これからの時季は9号通過時はトップライト気味になるという事も・・。
残念ですが、JNRマークを付けた非貫通クハの撮影は秋口以降のお楽しみに取っておくことにします。

とは言え、20号通過まで4時間ほどあるので、下石見付近に行く途中のネウクロに寄ってみることにしました。
有名な根雨のカーブなら、スーパーやくも色パノラマクハ先頭の5号が順光で撮れます。
しかし、昨今マスコミで伯備線の撮り鉄問題が取り沙汰されており、特にネウクロ界隈は酷いとの事。
根雨のカーブもかなり立ち位置が制限されているという事なので、ついでにどんな状況か確認しようと思います。

15分ほどで現地に到着しましたが、やはり踏切付近やカーブ付近には既に数名の方々がスタンバイしています。
しかし、カーブの外側に到着すると誰もいません。
逆にイン側にはすでに6~7人くらい集まっています。
それもそのはず、アウト側には盛大に規制線がひかれて立ち位置が制限され、以前撮れたアングルでは撮影不可能でした。

それでも、脚立を駆使して何とか撮れたのが、今回紹介する写真です。
まあ、かなり妥協すれば撮れなくもないというアングルですが、このアングルでも2~3人が限度でしょうか。
ここで9号も狙えますが、あと2時間も待つうえこの時季だと面には陽が当たらないので、ほとんどの方が居残るのを尻目にとっとと撤収を開始しました。


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